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2011年3月6日日曜日

サンアンセルモ


サンアンセルモ(San Anselmo)は人口12,000人ほどの小さな町です。
1800年代の半ばまではメキシコ政府により統治されていた町で、1874年に鉄道が通るまではかなり牧歌的な町だったようです。
この鉄道は現在はもう存在しませんが、駅名のついた公園や100年以上経った駅舎が今も残っています。

鉄道:ノース パシフック コースト レイルロード(North Pacific Coast Railroad)
1871年〜1907年までの間、サウサリート(Sausalito)からソノマ(Sonoma)間で運営された鉄道。、サウサリートからサンフランシスコまではフェリーで人や物資を運びました。この鉄道でマリンやソノマから沢山のレッドウッドが伐採されサンフランシスコまで運ばれました。



サンアンセルモが町として発展を始めたのは1892年にセオロジカル神学校San Francisco Theological Seminary)がサンフランシスコから移転してきてからでした。


ダウンタウンのメインストリートのサンアンセルモ アベニューの裏側一帯には、すごい規模で教会、学校、オフィス、庭園、宿舎と、かなりの存在感があります。
世界中からここの神学校に学びに来ています。最近特に韓国の牧師さんの留学生が多いです。日本から勉強に来ている牧師さんもいます。

モンゴメリー メモリアル チャペル

サン アンセルモは北カリフォルニアのアンティークの中心地としても知られていて、アンティークの店が多く、お店のはしごで一日中楽しめます。毎年大規模なアンティークフェアも開かれています。また、カフェやレストラン、小洒落たお店もたくさんあります。

ミシュランレッドガイド サンフランシスコベイエリア&ワインカントリーにはサンアンセルモのレストランが2軒掲載されています。

Insalata's(カリフォルニアー地中海クイジン)
Marinitas(メキシカンーラテンアメリカン クイジン)




ちなみに、ジョージ・ルーカスはサン アンセルモの住民で、町の発展のためにいろいろと貢献してくれています。
ダウンタウンの中心に彼が寄付をしたイマジネーション・パークがあるのですが、

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楽器屋さん@ジョージ・ルーカス

ジョージ・ルーカス


そして、サンアンセルモと隣りのフェアファックスあわせてこの辺りがマウンテンバイク発祥の地と言われています。フィッシャーバイクの創設者、ゲイリー・フィッシャー(Gary Fisher)さんはサンアンセルモの方でした。



さて、町の話に戻りますが、サン アンセルモ クリーク(小川/San Anselmo Creek)という川が町の中央を流れてるのですが、大雨が続くとこれが氾濫して大洪水になります。


5年前の2005年12月31日に大洪水が発生。低地にあるダウンタウンとその周辺は腰まで水に浸かり、商店街は壊滅状態になりました。水がなかなか引かず、住人たちはカヤックに乗って移動したりしていました。さすがアウトドアスポーツが盛んなところ(マイカヤックを持っている人が結構いる)だなぁと変なところで感心しました。
20年前にも、40年前にも大洪水があったようで、今回のはまだましだったとか。前回は天井近くまで浸かったそうです。どうやら20年に一度大洪水に見舞われるようですね。
サンアンセルモのダウンタウン 
サンアンセルモにはスリーピー ホロウ(Sleepy Hollow)という非法人の地域があります。ロスほどではありませんが、家がでかいです。


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