サンフランシスコから比較的近く、約100ヘクタールのレッドウッドの原生林が残っているナショナルパークということもあって、観光スポットとしては有名なところです。
樹齢1000年の100m近いレッドウッドも見る事ができます。
北カリフォルニアのレッドウッドは、コースト レッドウッド(Coast Redwood)といい学名はセコイア・センペルビレンズ(Sequoia sempervirens)というのだそうです。
北米太平洋岸のオレゴン州からカリフォルニア州中部まで分布していて、アメリカ先住民は古くから「神の木」として崇めてきたのだそうです。
レッドウッドは根は非常に浅く、成長がとても早い木で、親木の周囲に環状に子木が生えてきます。ちょっと離れて見渡すと、グループがなんとなくわかり、親木がどれだかすぐわかるのもあります。
さて、ミュアウッズは朝8時半ごろから門が開くのですが....と言っても門なんてないのです(笑)。出入り自由です。近所に住んでいる人が朝早くから散歩してます。だから早く行くと、オフィスに人がいないので、入場料無しで入れます(近所の散歩組はこれです/笑)。私も払ったことがありません。でも中に寄付金箱があるので.....。
レッドウッドを見て回るコースはそんなに長くはないのですが、横道に入れば、いくらでもトレイルはあります。かなり本格的なハイクもできます。
その昔、ソノマ カウンティやマリン カウンティにはこういったレッドウッドの森が広がっていたそうです。腐りにくく害虫に強いため建材に使われ、ソノマやマリンに鉄道が通っていた1870年代から1900年代はこういったレッドウッドを伐採しては鉄道や船で運んでサンフランシスコの町の建設に使われたそうです。おかげで、ソノマにもマリンにもレッドウッドの原生林はほとんど残っていません。
1900年代の始めにはほとんどの木が伐採されてしまってかなり悲惨な状態になっていたのを連邦議会の議員のウィリアム・ケントが、この森と山を守る為に、この周辺の土地を買い取りました。
その後、土地は連邦政府に寄付され、セオドア・ルーズベルト大統領が国立公園に指定しました。
このウィリアム・ケントさんは本当に欲の無い方らしく、公園に自分の名前をつけるのを辞退し、ナショナルパークの制度を創った、ジョン・ミュア(John Muir)の名前をつけたのだそうです。
ミュア ウッズはサンフランシスコから近いので広く知られていますが、実は私の知っているレッドウッドの森は他に二カ所あります。
サン ジェロニモ ヴァレー(San Geronimo Valley)にあります。フェアファックス(Fairfax)からさらに西へ車で15分ほど行った所。
ニカシオ(Nicasio)、チーズファクトリー方面へ行く、途中にあります。
★アームストロンング レッドウッド グローヴ(Armstrong Redwoods State Natural Reserve)
ここはソノマ カウンティのガーンヴィル(Guerneville)という町にあります。ピノノワールで有名なロシアン リバー バレー(Russian River Valley)にあると言った方がワイン好きの方にはわかりやすいかもしれません。
1875年に材木商のコローネル・ジェームズ・アームストロング(Colonel James Armstrong)によって自然植物公園として保存されました。1917年にソノマ カウンティによって買い上げられ1934年にはカリフォルニア州によって管理されるようになり、1936年ソノマ カウンティ最初の州立公園になりました。
805エーカー(325ヘクタール)もあります。実は母も私もミュア ウッズよりこっちの方がすごい!!というのが感想です。
Colonel Armstrongと名付けられた樹齢1400年、高さ93m、直径4.5mのレッドウッドがあります。
ピクニックエリアもありバーベキューもできます。ここは徒歩で入る人は無料。車で入る人は7ドルほどです。
レッドウッドの根 |
ピクニック エリア |
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