毎年6月上旬にサン ラファエル(San Rafael)という町のミッション ストリートでイタリアン ストリート ペインティング フェスティバル(The Italian Street Painting Festival)というイベントが催されます。
コンテを用いて道に絵を描くイタリアのアートです。特にフィレンツェでは盛んで職業として認められています。
私は2000年から毎年見に行っているのですが、ある時、参加者の中に日本人を発見。大阪出身でフィレンツェ在住のToMoさんこと斉藤智輝さん。
イタリアでは聖母や聖人などの宗教画を描くものなのだそうですが、ここはアメリカ、なんでもありです。でも正統派の斉藤さんの作品は、たくさんいる参加者の中で、群を抜いていました。比較するのもはばかられるような、他の参加者とのレベルが違っていました。さすが本場フィレンツェのマエストロです。いろいろ見て回ったけれど、やはり彼の作品が一番すごいと、たくさんの人たちが、彼の絵の周りに戻って来てそのすばらしい作品に見入っていました。
斉藤智輝さん |
このイベントの楽しさは絵の観賞だけではありません。レストランのブースが出店されていたり、仮設ステージではコンサートも催されています。かなり盛大なイベントです。
ここ数年、斉藤さんは参加していないので、ちょっと寂しいのですが、彼は世界中で描き続けています。
このイベントの参加者には招待のアーティストもいれば、企業や団体で参加しているグループもあります。また個人でも参加できます。枠のサイズによって参加費が決められているようです。
端っこの方には30cm四方くらいの枠が設定されていて、たくさんの子供達も参加しています。
アスファルトの上に4日間かけて描かれた芸術を、最終日に審査が終わったら、水で洗い流してしまいます。あ〜なんてもったいないことを......。このイベントは一見の価値有りです。
6月上旬に北カリフォルニア、サンフランシスコに来る人は是非行ってみてね。
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