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2014年12月7日日曜日

料理の師匠

私の料理の師匠はタイラー・フローレンス(Tyler Florence)イナ・ガーテン(Ina Garten)と、手に決めています(笑)。


アメリカに引っ越してきて慣れない食材での毎日の料理に苦労していたとき、お料理専門チャンネルFood Networkの番組は救いでした。

その頃からずっと気に入っているのがこの二人。
まずは、タイラー・フローレンス師匠
好きだった番組はタイラー・フローレンスに家に来てもらって希望した料理の作り方を教えてもらうというFood 911という番組。

もう一つはTyler's Ultimateという番組。料理が楽しそうで、ほんとに美味しそう。
あのころの彼はすごくスリムでかっこ良かった。ま、それも見ていた理由のひとつかも(笑)。
今ではすっかり貫禄ついちゃって。あ〜、人のことは言えませんが。

で、タイラー・フローレンスはマリン カウンティはミルバレーにお住まいです。

El Paseoより

同じくミルバレーの住人で、あのヴァンヘイレンの元ヴォーカリスト、サミー・ヘイガーSammy Hagar)と共同で2011年にミルバレーにEl Paseoというレストランをオープンして超話題になりました。

あまりに高級そうなんで、私は行ったことがないんですが、残念ながらこのレストラン2年足らずでクローズとなりました。

2010年にサンフランシスコにオープンしたレストランWayfare Tavernは健在です。



昨年末、タイラー・フローレンスの家が、なんと 2億円売りに出ているとこれも話題になりましたこちら

あ〜こんな家に住んでみたい。さすが、キッチン素敵。外壁の色が私好み。フロントポーチ、憧れです。

フロントポーチのソファに座って、自家製レモネードなんぞ飲みながら、自然を眺める。
あ〜憧れるなぁ〜。
こんな家に住めたら、ずっと家にこもってお料理をしていそうだな.....(笑)
Hooked on Housesより



さて、タイラー・フローレンスは2008年にミルバレーのダウンタウンに、おしゃれなキッチン用品やインテリア用品のお店をオープンしていますこちら
The Tyler Florence Shops
59 Throckmorton Avenue Mill Valley, CA
(Web) (FB)

現在リノベーション中。いつごろ再オープンするかはわかりません。来春あたりでしょうか....。



建物が歴史建造物らしく、いろいろな規制があって、ミルバレー市の許可が出るまでにかなり時間がかかったようで、この夏に工事がスタートしたばかり。

再オープン後はお店の中にお料理のデモンストレーションができるキッチンができるらしいです。
ご本人のお料理姿が見られるかもしれませんね。
料理教室なんか開こうもんなら、ミルバレーのお金持ち奥様でいっぱいになりそうです。




この建物なんですが、1927年(1957年まで)にミルバレーで最初のスーパーマーケットがここにオープンしたそうです。
1978年〜2008年まではBanana Republicでした。

バナナ リパブリックはミルバレーが発祥の地です。

旅行好きのカップルが世界中から集めた珍しい品物や、旅行用品、サファリスタイルの洋服を販売していました。
1983年Gapに買収され、今では創業当時とは全く違うスタイルの服になってますよね。
オープン当時  Gapのサイトより
Gapグループになってから...






タイラー・フローレンスの話が長くなってしまいました....。
もう一人は、 イナ・ガーテン師匠
ミルバレーの方ではありません、確かNYのお方ですね。
Food Network→こちら
Barefoot Contessa(イナのサイト)→こちら

この方も番組を見始めたころはもうちょっと細かったんですが....、ま、あれだけバター使ったら太るわな....。

かの有名なEast Hampton、そう、あの!!East Hamptonにある大豪邸の素敵なキッチンで、美味しそうなお料理を作り、ご主人と仲睦まじくお食事をしたり、ゲストを お・も・て・な・し している番組は、ハァ〜〜〜〜とため息ものです→こちら


子供が大好きなマカロニ&チーズだって彼女が作ると別もんに変身。インスタントでなくてこうやって作ってあげたいもんです(笑)

私はこのレシピ本を持っています。はい、片っ端から作ってます。

この二人のいいところは、手際が良くて、簡単に見えて、もちろん美味しい。
ほんとに美味しそ〜〜に食べるんです。
そして、振る舞いと話し方が下品でない。


手順が混んでたり、入手困難な食材を使わない。
ササッ、パパッって感じで作ってしまいます。ティースプーン2杯ね〜と言いながらボトルからドボドボといれるところが好きです。

だから”作ってみようかな”っていう気になるんですね。

材料の紹介、作り方、トークなど、プレゼンテーションが非常にうまい。


余談ですが、昨年の夏に日本で見た料理番組。
ケーキのデコレーションをする材料の紹介で、”ブルーベリーは8粒です”
こまか〜 川^_^;儿




さて、感謝祭でターキーはあきあきしているので、クリスマスディナーのメインディシュはhoney glazed hamRib Roastです。
いいレシピがあるんで、今年のクリスマスはこれを参考にしようかと....。








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2014年11月12日水曜日

マウンテンバイク発祥の地 その6〜ターキー デー ライド

マウンテンバイク発祥の地 フェアファックス(Fairfax)1976年〜1984年に開催された伝説のリパックレース(Repack Race)はもうありませんが、リパックレースより1年早い1975年から今なお続いている有名なバイクライドのイベントがあります。

その名も
The Thanksgiving Day Appetite Seminar

感謝祭のディナーをたらふく食べる前に、朝バイクでタマルパイアス山をひとっ走りしてお腹ペコペコ状態にするためのイベントです(笑)


Turkey Day Rideとか、Appetite Seminarとか呼ばれています。



2マイルの距離でスピードを競うリパックレースとは違い、タパルパイアス山のPine Mountain Road Loopの約20マイル(約32km)を3〜4時間かけて走ります。

★Thanksgiving Day Clunker Ride and Appetite Seminarの歴史→こちら(英語)

1975年の感謝祭の日に6人ほどで始めたこのイベントは、今では参加者が1000人近い、ビッグイベントです。



このコースのラストは、あのRepack Roadのダウンヒルだったのですが、参加者が多いので自然保護のため迂回路を使うようにと2011年からMCBCよりお達しがでております→こちら

リパックロードのCascade Canyon RoadとCascade fire Roadは感謝祭の日だけ閉鎖になります。この道沿いにはSan Anselmo CreekとCascade Creekが流れていて、ニジマス(Steelhead Trout)の他にも保護対象の生物や植物が生息しています。
リパックロードを走りたい人は感謝祭以外の日に行きましょう。
Repack Road閉鎖:感謝祭当日7am〜2pm


★通行止めの道と迂回路地図→こちら







さて、さすがフェアファクスのイベント、何時にスタートするか、はっきりした決まりは無いみたいで...。

てきとーに集まって、てきとーにグループ作って、てきとーに出発です。
早い人達は午前6時半ごろから集まり始めるようです。


もともとはかの有名なSlut HutいやJava Hutに集合し、コーヒーを飲んで、集まったら出発し、3〜4時間後に終点のバイクバーのGestalt Hausに集合しビールを飲んで解散というものでしたが、昨年はThe Marin Museum of Bicycling(自転車博物館)に集合しチェックインして出発したようですね。

Java Hutでコーヒー飲んで

The Marin Museum of Bicycling(Web)に集合(スタートは朝8時〜くらい)
駐車場にMCBCのテントが出ているのでここでチェックインして出発。
ミュージアムの正面がBolinas Road。

Bolinas Roadをどんどん登って

Pine Mountain Road

Smoker's Knollでは、フェアファックスの自転車やさん Fairfax Cyclery のパンケーキサービスがあり、メカニックスタッフも待機しているらしい。
怪我人レスキュー部隊もいるらしいですよ。

Kent Lake

San Geronimo Ridge(この日はRepack Roadが閉鎖されるので迂回路を回る)

Woodacre Ridge
先日Woodacre Ridgeを散歩してみました。
次から次へとMTBが走り去っていきます。

White Hill Fire Road

The Marin Museum of Bicycling

Bolinas Road

Gestalt Hausに集まって一杯飲むわけです。店の中も外も自転車だらけになります。

で、隣りにあるリパックベンチで記念撮影かな?
家に戻って感謝祭ディナー。しっかり運動してるし、たらふくターキを食べるんでしょうね。



★2013年の模様がWTBのブログに掲載されています→こちら
※WTB:マリンカウンティのマウンテンバイクのパーツメーカー

★昨年参加した方達の映像がYouTubeにもアップされています。こういうのを見るとGoProいいなぁと思いますよね(笑)

チャーリー・ケリーや、ジョー・ブリーズや、ゲイリー・フィッシャーや、他にもKlunkersオリジナルメンバーが、何気に普通に参加して走ってるそうですよ。ラッキーな人は並んで走れるるかも。
今年の感謝祭は11月27日

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2014年10月20日月曜日

マウンテンバイク発祥の地 その5〜MCBC

マリンカウンティには、あちこちに谷や緩斜面があって、とても起伏の多い地形からか、昔からベイエリアのサイクリストを魅了してきました。1884年にはすでにマリンカウンティのシンボルであり唯一の山、タマルパイアス山のてっぺん East Peak付近までのバイクロード(Eldridge Grade)があったそうです。当時、週末ともなると、フェリーや鉄道でサンフランシスコやベイエリア周辺から、サイクリストがたくさん押し寄せていたとか。

鉄道:ノース パシフック コースト レイルロード(North Pacific Coast Railroad)
1871年〜1907年までの間、サウサリート(Sausalito)からソノマ(Sonoma)間で運営された鉄道。サウサリートからサンフランシスコまではフェリーで人や物資を運びました。この鉄道でマリンやソノマから沢山のレッドウッドが伐採されサンフランシスコまで運ばれました→こちら



1950年代後半から1960年代、アメリカ国内の人々の健康や環境保護への関心から自転車が広まり始め、それが飛躍的な普及のベースになったと言われているようです。

アウトドア派を魅了してきたマリンカウンティの風土は、長い間人々をマリンの自然の中へのサイクリングへ誘ってきました。

1970年代、マリンカウンティの高校自転車競技の大会が、生徒達に自転車の魅力を紹介するきっかけとなります。

後にマウンテンバイクの生みの親となった人たちは、当時ロードバイクの選手で、ゲイリー・フィシャーはラークスパー(Larkspur)にあるRedwood High Schoolの卒業生、ジョー・ブリーズ、チャーリー・ケリーはミルバレー(Mill Valley)にあるTamalpais High Schoolの卒業生です。
1880年代以来、アメリカ人たちを魅了し、今では世界中のどこにでもあるマウンテンバイクのルーツはマリンカウンティにあるということですね。



1998年、安全に自転車に乗ることを啓蒙するため、マウンテンバイク発祥の地 フェアフェックス(Fairfax)マリン カウンティ自転車連合(MCBC)という非営利団体が組織されます。

2000年、マリンカウンティのサポートを受け、MCBCはフェアファックスにあるManor Elementary School 内に初めてのオフィスを設置します
この小学校はFederal Safe Routes to School Program(SRTS)が、全米にさきがけパイロット スクールとして選んだ3校のうちの1校です。

そう言えば、息子達が幼稚園、小学校、中学校、高校と自転車の講習会とか、Safe Routes to School Dayとかやってたなぁ...これで納得。

2005年8月、3校のパイロットスクールの成果を受けて、Safe Routes to School Program はアメリカ議会で承認され全米に施行されました。
Federal Safe Routes to School Program (Web)
Safe Routes to School Marin County (Web)

同じく2005年、全米で4つのコミュニティがモデル パイロット コミュニティーとしてアワードを受けます。その一つがマリンカウンティです。MCBCとカウンティの活動が認められたもので、自転車と歩行者のためのネットワーク設立のため$25ミリオンのグラントがでました。

選ばれた理由の一つに、観光のメッカ、サンフランシスコに近い土地柄があるそうで、世界中から多くの観光客がサンフランシスコやマリンカウンティに訪れ、その地の人々と自然と 自転車の在り方、つまり自転車と歩行者のインフラが非常に整っているのがすごい!ってことらしいです。
The Marin Museum of Bicycling ができるというのも大きな要素だったそうです。

さて、そのMCBCはどんな活動をしているのかというと、カウンティ内の学校で安全な自転車の乗り方の指導とか、自転車と歩行者の通路や通学路の安全確保のための活動とか、の他に、歩行者やサイクリストの為の環境を整えるべく、歩道やオープンスペースや公園にバイクラックを設置したり、道路にバイクレーンのラインを引いたり、バイクルートのサインを設置したり、道路の舗装や、幅の狭い道路の拡張や、バイクロードを儲けたりすることをカウンティやカウンティ内の市や町や学校に働きかけたりしているわけです。

MCBCのアドバイザー リストにはジョー・ブリーズの名前もありますよ。


Marin Bicycle Mapというのが発売されています。この10年で4万部売れたそうです。
★1部 $10(手数料&送料 $2)→こちら
★MCBCのメンバーになると無料でもらえます。
マリンカウンティ内の自転車屋さんとか本屋さんでも購入できます。

The Marin County Bicycle Coalition (MCBC) (Web) (FB)
737 Center Blvd, Fairfax, CA 94930(415)456-3469
連絡先等→こちら

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2014年10月17日金曜日

マウンテンバイク発祥の地 その4〜マウンテンバイク博物館

 
この秋、フェアファクス(Fairfax)にマウンテンバイク博物館がオープンします。
Marin Museum of Bicycling (Web) (FB)
1966 Sir Francis Drake Blvd., Suite A, Fairfax, CA 94930
(415) 450-8000
メンバーシップ申込→こちら



この建物は2012年2月まではヴィーガン&ベジタリアン&オーガニックの人達の聖地 Good Earth Market でした。

旧グッドアースの建物
そのマーケットが現在の場所に移転して、空き家になっていたのですが、マウンテンバイ博物館ができると聞いて待つこと約2年。やっと2014年11月にオープンするらしい。
もともとはコロラド州Crested Butteに1988年に設立された Mountain Bike Hall of Fame という博物館が、マウンテンバイク発祥の地フェアファクス(Fairfax)に移転となりました。(Wiki




Marin Museum of Bicycling (MMB) は、ノンプロフィット(非営利団体)です。
マウンテンバイク発祥地にできた博物館ですが、マウンテンバイクのみに留まらず、自転車の歴史博物館として自転車の歴史や文化を展示品やさまざまなプログラムを通して広く一般に紹介する目的で設立されました。

アメリカの自転車にフォーカスして、昔々のものから現在のハイテクなものまで、さまざまな自転車が展示される予定です。

また、講演会、講習会、映画上映、イベントの開催や参加、自転車のクラブやチームへの場所の提供なども行う予定だそうです。




さて、このミュージアムはノンプロフィットなわけですから、みなさんから広く寄付を募っています。

寄付は→こちら
コーポレート スポンサーシップは→こちら



そして、
Leave your cycling legacy
 on our Mt.Tamalpais legacy wall

駐車場前にリパックロードのあるタマルパイアス山の形をしたレガシー ウォールがあります。そこに名前入りタイルを貼ってもらえる寄付の募集中。
10月14日現在で壁のスペースの45%が既に埋まったそうです。
レガシーウォールの申込はこちら

数に限りがあるのでお早めに!
★12×12($1000)1行18文字で10行+2年分のメンバーシップ +プロライド招待
★8×8($500)1行18文字で6行+1年分のメンバーシップ +プロライド招待
★8×4($250)1行18文字で3行
12×12 8×8のタイルには$75追加でカスタムロゴを入れられます。
※1インチ=2.54cm



グランドオープンの日程がまだ発表になっていません。今か今かと出来具合を時々覗きに行っているんですけどね....。
先日行ったバイクトーバーフェストでスタッフに聞いてみたところ、1ヶ月以内にはオープンしますって言ってました。
1976年10月21日は第一回目のリパックレースが行われた日です。この日のオープンは無理そうだな....。

リパックレースを始め、後にゲイリー・フィッシャーと一緒にMountain Bikes社を立ち上げた、チャーリー・ケリーの本(264ページ)があります。
 "Fat Tire Flyer: Repack and the Birth of Mountain Biking"

先日、Marin Museum of Bicycling がもうすぐオープンするということで、チャリー・ケリーが館内でインタビューに応じている記事が地元紙に掲載されました。
その時、この本を手にお持ちでした。



【関連記事】
マウンテンバイク発祥の地 その1〜Fairfax
マウンテンバイク発祥の地 その2〜Repack Road
マウンテンバイク発祥の地 その3〜San Anselmo


ビールとバイクが好きな人! バイクトーバーフェスト
行ってきました〜バイクトーバーフェストー

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