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2012年5月19日土曜日

続 続アメリカから日本の大学へ

アメリカから日本の大学へ
続アメリカから日本の大学へ
という記事が意外と人気で.....。やはりみなさん興味ありますよね。それでまたまた続報があります。
内容も『アメリカから日本の大学へ』というのから『グローバル30』の問題に変わってきておりますが.....


それで、例のグローバル30 はやはりちょっと....な感じでした。
文部科学省は日本の大学の国際化に一生懸命なわけですが、そこはやはりお役所仕事で枠組みだけ作って中身伴わず.....というやつみたいですね。だから事業仕分けで予算削られたわけです。


私は9月始まりは賛成なんです。国際的に留学生の流れがスムーズになりそうだから。
問題は英語で授業を行ったら国際化になるのか?ということです。なりませんねぇ。


英語で授業をしたら優秀な留学生が集まるのか?否なんですね。


ある方もおっしゃってましたが、優秀な留学生ってのは留学予定の国の言語を自国でしっかり学んでちゃんと留学しています。その国の言語ができなくては留学の意味がないでしょって。ごもっともです。
世界中の優秀な博士課程の学生というか研究員達が集まって研究開発を行う大学院だったら英語で....ってのは多いにありだなって気がしますけどね。


そこで、教育コンサルタントの方が書かれている『日本の大学の現状と課題』 というコラムがホント図星というかなんというか。
クリックして読んでみて下さい→こちら


ロンドンに続き、シンガポールでも説明会があるらしいです。サイトにはこんなことが書かれていました。
【説明会開催の趣旨】
国際化拠点整備事業採択大学(グローバル30)採択大学は、英語で学位取得できるコースを設置し、留学生と日本人学生とが切磋琢磨する国際的な環境を提供することにより、国際社会で活躍できる高度な人材の養成に取り組んでいます。
このたび、グローバル30採択大学が、日本の大学における教育内容や、英語で学位が取得可能なコースの紹介を目的とした留学説明会を開催します。教職員が直接カリキュラム、奨学金、入試情報等の説明を行います。当説明会をとおして、多くのシンガポールの高校生の皆さんが日本留学についてより深く興味・関心を持ってくださることを期待しています。



ちなみに、アメリカの公立大学は、その州に住んでいる学生、州外からの学生、外国からの留学生によって授業料等が違います。
例えば、UCバークレーのようなカリフォルニア州立大学はレジデントの学生(州内)は年間3万、留学生は年間5万くらいかかります。
留学生からがっぽりとって資金を調達しているのでしょう。もちろん優秀な留学生には奨学金もでますが、かなり厳しい。
聞くところによると、留学生には成績もちょっと甘めとか。でもたくさんお金を払ってくれて学校が潤うわけですからそれもありかなと....。
ハーバド白熱教室のサンデル教授も言ってましたよね。成績が劣っていても、大学に図書館を寄付してくれるのなら入学させた方が全学生に利益になると思いませんかって(笑)。ごもっともです。

グローバル30の13校は日本のトップクラスの大学ですね。
国際化拠点整備事業採択校 :
東北大学、筑波大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、
慶應義塾大学、上智大学、明治大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学

日本でこの大学に入ろうと思ったらそれはそれは大変な努力が必要ですよ。それを敷居を低くした上に、アメリカのように留学生からがっぽり授業料を取るのではなく、国からもらった補助金(=税金)を投入しているわけですから.....。成果がでないんなら事業仕分けをしたくもなるというものです。


サンフランシスコ日本語補習校の校歌の詩にはこんなのがあるんですよ。
”いつか世界の架け橋に”


ホント、将来、学生の出身国と日本の架け橋になってくれるような留学生に来てもらいたいもんです。そうすれば税金使う甲斐もあるというものですね。



続アメリカから日本の大学へ



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