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2011年9月3日土曜日

リーフ・エリクソン

マリン カウンティとは全く関係のない人物ですが、歴史シリーズとでも....(笑)


日本の学校ではまず教わらないアメリカ史を子供たちが通っている現地校での授業を通して学ぶのがすごく好きです。楽しいですねぇ。


サー フランシス ドレイク(Sir Francis Drake)
コーストミウォーク(Coast Miwok)
カリフォルニア ミッション(California Mission)
カリフォルニア共和国(California Republic)
ドナー隊(Donner Party)
ウェルズ ファーゴ(Wells Fargo)
と、書いてきましたが、今回はバイキングの話。


次男が2年生の時に伝記を読み、その人物になってプレゼンテーションをするという授業がありました。そのとき彼が選んだのがリーフ・エリクソン(Leif Ericsson)というバイキングです。アイスランドで生まれて、グリーンランドで育ったということで、両国のヒーロー的存在で、銅像がたくさんあるらしいです。


この人が何で有名なのかというと、
アメリカ大陸を最初に発見した人物だからです。
最初、本を読んだ時、えっ、アメリカ大陸を最初に発見したのはコロンブスじゃないの?と思ったのですが、北欧やアメリカではこのリーフ・エリクソンなんだそうです。もっと言えば、北欧やアメリカではこれが常識って感じですねぇ(笑)
リーフ・エリクソン
クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸にやってきたのは1492年ですが、リーフ・エリクソンがアメリカ大陸に上陸したのはそれよりも500年早い西暦1000年のことです。
彼らが上陸した場所はヴィンランド(Vinland)と名付けられました。


それで、このリーフ・エリクソン率いるバイキング達がどこに上陸したのか、伝説の地ヴィンランドというのはどこなのか。長い間なぞだったわけです。もうこれだけでわくわくするような話ですねぇ。


俗説としてニューヨーク州からメイン州の範囲だというのがありますが、現在のところカナダのニューファンドランド島が有力なのだそうです。
ランス オ メドー史跡
というのも、1960年代にバイキング達が入植していたとされる場所、カナダのニューファンドランド島の最北端の場所から遺跡が発見さたからです。金属製の生活用品など多くの遺物も発見されました。当時アメリカに住んでいたインディアンには製鉄技術はなかったので、これらのものはヨーロッパから持ち込まれたものだということで、この地がヴィンランド(Vinland)だと断定されたそうです。


そしてその場所はランス オ メドー国定史跡(L'Anse aux Meadows National Historic Site of Canada)に指定され、1978年にはユネスコ世界文化遺産に指定されています。


残念なことに、バイキング達はこの地に定住することなくグリーンランドに戻ってしまいます。それで、コロンブス以前のヨーロッパ人がいなかったために、コロンブスが最初にアメリカ大陸を発見したことになったのでしょうね。

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