慌てて、取り出してみると、ディスプレーにはこんなメッセージが表示されていました。
前知識が無かったんで、最初何が鳴ってるのか、何の音なのかがわからず、かなり右往左往しました。
やっとiPhoneが鳴っていることに気づいたのですが、表示されているメッセージの意図がわからず、というよりこのシステム自体を知らなかったので、びっくりしました。
さっそく、家に帰ってネットでニュースをみたら、その記事が一面に→こちら
そうこのニュースがiPhoneに配信されて来たわけです。
これ、現在進行形の事件です。
2014年2月11日12:50pm、オークランド市内にあるSafewayというマーケットの駐車場で13才の女の子を乗せたまま車がカージャックされたという事件。さっそく、家に帰ってネットでニュースをみたら、その記事が一面に→こちら
そうこのニュースがiPhoneに配信されて来たわけです。
これ、現在進行形の事件です。
これが女の子を乗せたままカージャックされた車のナンバー
アンバーアラート (Amber Alert) :誘拐事件速報システム →ウィキペディア
児童(未成年者)誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビ、ラジオ、インターネット、ハイウェイの電光掲示板などを使って緊急速報を流すシステム。
また、その発生そのものを地域住民に速やかに知らせる事で、迅速な事件の解決を目指そうとするシステム。
児童誘拐事件の多くは犯行後に児童が殺害される場合が多く、誘拐発生時からいかに短期間で場所を特定出来るかどうかが重要であるとされている。
主にアメリカ合衆国やカナダで運用されており、児童誘拐事件の解決に一定の成果を上げている。
【語源】1996年、テキサス州アーリントンに住むアンバー・ヘイガーマン(Amber Hageman)という9歳の少女が何者かの車で連れ去られるという誘拐事件が発生した。警察は追跡調査を開始し、地元のラジオ、テレビはアンバーちゃんを発見するための情報提供を何度も呼び掛けた。しかし、4日後にアンバーちゃんは遺体で発見された。現在では、Amberは「America's Missing: Broadcast Emergency Response」の略とされている。
誘拐事件が発生すると日本では情報をひた隠しに隠しますが、こちらでは素早く公開して地域住民に知らせて捜査に役立てるのですね。
それにしても緊急のニュースをiPhoneで知らせる機能があることを初めて知りました。
iOS 6以上に組み込まれているシステムだそうです。
実はこのシステムはWEA(Wireless Emergency Alerts)というもので、iPhoneだけでなくモバイルに緊急速報を流すシステムとのことです。
で、一体どこがこのシステムをコントロールしているかというと以下の政府機関です。
★地域や州の安全管理機関
連邦通信委員会
アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁
アメリカ合衆国国土安全保障省
アメリカ国立気象局
アメリカ海洋大気庁
どういった情報を流すかというと
1.甚大な被害を及ぼす気象に関する緊急警報
2.住民の避難を必要とする緊急警報
3.アンバー アラート(誘拐事件速報)
4.大統領の国家非常事態警報
こんな音が鳴ります
ディスプレイにこんなふうにメッセージが表示されます
4番の【大統領の国家非常事態警報】が流れないことを切に願います。
さてiPhoneに戻りますが、下の図の赤で囲まれた部分ですね。iPhoneのSetting→Notification Centerの中の一番下に、Government Alertsというのがあり、2種類のアラートが表示されています。常にオンにしておきましょう。マナーモードになっていても音がでるのだそうです。
1.Amber Alerts:誘拐事件速報
2.Emergency Alerts:緊急警報(緊急地震速報/災害・避難情報)
心配ですね13才の女の子。家の次男とほぼ同じ年まわりですよ。ったくなんでこんなことするかなぁ。早く保護されることを祈るばかりです。
【誘拐とカージャック事件の続報】
アンバーアラートは解除されました。
誘拐されたと見られる女性は子供ではなく大人の女性だったそうです。
犯人と見られていた人物と車の持ち主、そしてその女性は一緒にそのスーパーへ来たらしいとのこと。
でもその犯人と見られる人物には犯罪歴があるため、事件性がないかどうか、引き続きその車と同乗者を見つけるべく捜査は続けられるのだそうです。
でも、女の子の誘拐で無くてよかった....
今回の事件で、ワイヤレス エマージェンシー アラートというシステムの存在を知って良かったかな....。
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