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2012年1月20日金曜日

ファンシー フード ショー

1月15日〜17日までサンフランシスコのモスコーンセンター(Moscone Center)でWinter Fancy Food Showが開催されました。


このショーは世界約50ヶ国から1,300以上の企業が参加する今年で37年目になる北アメリカ最大規模の高級食材・食品見本展示会で年4回開催されるそうです。そのでっかい年4回のショーの1回目は必ずサンフランシスコで開催されます。このサンフランシスコ ベイエリア一帯がどんなけグルメな地域かがよくわかりますね。
他の3ヶ所はワシントンD.C.、ニューヨーク、ロサンゼルスだそうです。


ジェトロ(JETRO/日本貿易振興機構によると、日本食品の輸出先第2位(2010年の輸出実績:686億円)の米国市場へ販路開拓を目指す日本企業にとっては大変効果的な見本市とのことです。
今年も日本の企業がたくさん参加したようです。アメリカに駐在員がいるような大きな企業は単独で展示ブースを持っていますが、中小企業はジェトロ(JETRO/日本貿易振興機構が設けたジャパンパビリオン分割ブースで参加しています。
中小企業の海外ビジネス展開をサポートする業務の一環として、”日本産農林水産物・食品のさらなる輸出促進・販路拡大の支援を行っている” のだそうです。今年は東北の被災地からの参加も含め、30社ほどの中小企業が参加しました。


このジャパンパビリオンに参加した企業をいくつかご紹介します。
株式会社マーマフーズ:岩手県花巻市からの参加。パンの代わりにご飯でごぼうなどの野菜が入ったおからのパテを挟んで醤油味で頂くライズバーガー。めちゃうま。


株式会社 新丸正:静岡県焼津市からの参加。鰹節とカツオ出汁。鰹節を削る実演にはアメリカ人たちも立ち止まって見入っていました。え〜〜っ、魚のスープ??飲んだ瞬間、ベェ〜リ〜〜〜〜ッ グ〜〜〜〜ッド(笑)。


かねさ株式会社:青森県青森市からの参加。味噌です。ミソペーストはみそ汁でアメリカでもみなさんご存知ですね。それが味噌チャップ(ケチャップのようなネーミング)という味噌で作ったディッピングソースになって、生野菜やフレンチフライにつけて食べます。


カネショウ株式会社:青森県平川市からの参加。飲むリンゴ酢です。水で薄めた蜂蜜入りリンゴ酢に、酢を飲むのぉ〜〜とすごいびっくりした顔をする人たち、だまされたと思って飲んでみたら、すごいおいしい。リフレッシュされて疲れているときにいいって人気。実際、リンゴ酢は疲労の原因の乳酸を分解するんだそうです。


宝来屋:福島県郡山市からの参加。麹屋さんの冷やし甘酒です。その昔、甘酒は冷やして夏に飲まれていたそうです。夏バテ防止に土用の日にうなぎを食べていたのは一部の上流階級の人たちで、一般の人は冷やし甘酒を飲む習慣があったそうです。


株式会社ゼンヤクノー:鳥取県鳥取市からの参加。黒豆茶タンポポコーヒー。黒豆茶をコーヒーかと思って飲んだらあまりの美味しさにうなってました。香ばしくて美味しいお茶です。


他にもたくさん。こちらをご覧下さい。→参加企業の紹介(英語ですが...)


さて、日本以外にどこの国のがあるのかぐる〜〜と歩いてみると、イタリアがすごい。とにかくすごい、ブースの規模が半端ではありません。10列くらいあって、各列には数社のブースが入っています。生ハムにオリーブにチーズにジェラードにパスタに....全部回ったらお腹いっぱいです。フランスブースも人気でした。母の御用達(笑)マリン フレンチ チーズ カンパニーも出品。とにかくモスコーンセンターは広すぎて全部回れない....。


日本の中小企業がんばってます。北アメリカへの販路拡大にぜひともがんばってもらいたいですよね。


ちなみにこの夏、7月17日〜19日はワシントンDCで開催される予定です。


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