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2013年7月14日日曜日

日本帰国中 東京観光その5

東京滞在5日目。JR原宿駅に到着。不思議な光景が....。原宿にはゴロゴロとスーツケースを引きながら歩いている女の子がたくさんいるんですが、あれはなに?
秋葉原は男の子のオタクが集まる町で、竹下通りは女の子のオタクが集まる町に見えると長男が言ってました。確かにそんな感じ。私、東京に8年ほど住んでいました。しかも仕事は青山一丁目。にもかかわらず、竹下通りに行ったのは初めてです。 
こんだけクレープがあったら選ぶの苦労するでしょうね。
日本では今、なめこキャラが流行っているらしい。
原宿から退散して表参道をぶらぶら。お店がずいぶんと代わっていて、古い青山アパートが新しいビルになって、通りがえらい変化していました。1棟だけアパートが残っていて、とっても懐かしかったです。

さて、渋谷で息子たちに忠犬ハチ公を見せようと思ったら、参議院選挙のたすきが。気持ちはわかるけど、ちょっとがっかりかなぁ。
アメリカに住んでて、日本の紹介の映像となると、渋谷のスクランブル交差点が映ることがけっこう多いのですが、実物を見てあまりの人の多さに息子たちも驚いておりました。ためしに二人を109に連れて行ってみると、すごい数の可愛らしく着飾った女の子たちを目の前に足がすくんでおりました。
お、お母さん、あの顔の黒い女の子たちはなに?
と完全にフリーズしてました(笑)
原宿、竹下通り、表参道、渋谷でちょっとカルチャーショックを受けた二人ですが、気を取り直して、思いっきり庶民のアメ横に連れて行ってみました。ここはけっこう気に入ったようです。
3時頃に宿泊先へ戻ったとたん、雷とともに激しい夕立。あ〜あ七夕なのに残念だなぁと思ったのですが、1時間ほどで止んだので、宿泊先から徒歩で行けるかっぱ橋付近の商店街へ七夕まつりに出かけてみました。飾り付けがとてもきれいでした。
その後、言問通りの入谷駅周辺の朝顔まつりへ。言問通りの一部が通行止めになって道いっぱいに露店が並んでいました。
ちなみに朝顔一鉢のお値段は2000円。ちょっと高くない?と思ったけど、これがけっこう良く売れてました。朝顔なんて小学校の夏休みの宿題で、成長記録をつけたとき以来です。
ぶらぶらと歩いていると入谷朝顔市きびだんご発見。入谷の名物?
きびだんごって岡山のものとばかり思ってましたが.....。聞くところによると、桃太郎伝説は日本のあちこちにあるらしいです。
岡山のきびだんごとちょっと違うので、試しに食べてみましたが、素朴な味で美味しかったです。
さて、露店をうろうろとしていると佐世保バーガー発見。その昔、ちょっとブームになったような記憶が。とにかくボリュームのあるハンバーガーです。さっそく長男が食べてました。
金魚すくい発見。1回300円ですが、金魚のお持ち帰りはしないと言うと、200円になります。このごろのは紙がとっても薄くってすぐに破れますね。結局1000円くらい使う羽目になるんですよね。
この入谷の朝顔市が終わったら、ほおずき市が始まるのだそうです。
東京滞在最終日に良い思い出ができたかなぁと思います。それにしても入谷は良いところでした。東京の下町はとっても楽しかったです。

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2013年7月13日土曜日

日本帰国中 東京観光その4

東京滞在4日目。この日は朝から三鷹にあるジブリ美術館へ行きました。秋葉原から中央線に乗り換えて50分ほどで到着。三鷹駅の駅ビルはデパートになっていて、グルメなお店がたくさん。息子たちはまず、タッチパネルの自動販売機の前から動きません。
お母さん、これすごい!!かっこいい!!日本はすごい!!
と自販機の前で唸っておりました。
スターバックスに入って、息子たちの目を釘付けにしたのがこのスモールサイズのアイスカフェラテ。そう、あんなちっちゃいサイズはアメリカにはありません(笑)。それにしても小さすぎる。ストローが不自然にでかく見えます。すっと通り過ぎて外にでたところ、長男が、お母さん、やっぱりあんなちっちゃいの面白いから写真撮ってくると店内に戻って行きました。で、撮った写真がこれ↓
写真を撮っても大丈夫だったの?と聞いたら、長男曰く、こういう時は外人の振りをするんだよ。”エクスキューズミーって片言の日本語しゃべったら、なんでもオッケーになるの” な、なんという技を使ってるんだお前ら!

さて、お昼ご飯のパンをたくさん買い込んで玉川上水沿いに歩いて15分。きれいな木々を眺めながら歩いていると、息子たちが手をつないで、あるこぉ〜 あるこぉ〜 わたしは元気〜〜 とトトロの ”さんぽ” を歌い始めました 川 ̄ー ̄;A"
こらこら君たち.....もうおっきいんだから.....
さて、ジブリ美術館は前もって時間指定のチケットを購入しないといけません。アメリカでは日本の旅行会社の支店が取扱店になっているのですが、私が問い合わせをした時はチケット代のレートが1ドル70円台のまんま、その上、1枚につき数ドルの手数料、そんでもって送料もかかって、日本のチケット代の3倍ほどの値段に変身するんで、母にローソンで買ってもらってアメリカに送ってもらいました。
ジブリ美術館のサイトは→こちら
残念ながら館内は撮影禁止で、屋外のみオッケー。
ひと通り見て回っておなかも空いてきたんで、テラスへ行ったら、レストランはすごい人。パンを買って行って正解でした。そこでラムネ スタンドを発見。ビー玉が二つ入ったジブリ特性の瓶で1本200円。
ラムネをあけるときはお姉さんと一緒にあけるのがルールだそうで、二人ともこうしてラムネの玉を押してました。で、その珍しい瓶は重いけどお持ち帰り。
今度は長男が面白いゴミ箱を発見。もえるゴミと、もえないゴミの英語にかなり受けてました。普通、もえるゴミは burnable もえないゴミは non-burnable を使います。
combustibleは爆発するだよ.....と面白がっておりました。incombustibleは爆発しないゴミね......。
う〜ん、これはジブリのネタなのか、それとも.....とちょっとゴミ箱の前で考え込んでしまいました(笑)。
さて、でっかい猫バスには小さい子供しか乗れず、大きな子供は不可というのにがっくりの二人(笑)。でもジブリではかなり楽しめたようです。

1時ごろにジブリを出て、今度は秋葉原へ。ふわふわのジブリ ファンタジーの世界からオタク ファンタジーの世界への移動はあまりにギャップが大きすぎました。息子たちが言うには秋葉原は怖いのだそうです。13年前、私がまだ東京に住んでいたときには秋葉原はこんなんではなかったような。電気屋さんがたくさんあったイメージなんですが、いつの間にこんなふうに気持ち悪く変化してしまったのでしょう。
2時間近くうろうろしたりゲームをしたり、メイド姿のお姉さんを遠巻きに眺めたりしましたが、二人とも浅草へもう一度行きたいということなので移動。やっぱり仲見世をまたうろうろしたかったようです。夕食は浅草でそばを食べました。
この日も丸一日、よく遊びました。はっきり言って、クタクタです(笑)

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2013年7月12日金曜日

日本帰国中 東京観光その3

東京滞在3日目。この日は午前中、息子たちを靖国神社に連れて行きました。7月13日から始まるみたままつりの提灯がずら〜〜っと並べられていました。
靖国神社のサイトは→こちら
戊辰戦争など、幕末から明治維新にかけて功のあった志士から大東亜戦争まで、日本の内外の事変戦争などで、国家のために尊い命を捧げた人々英霊として祀っていて、その柱数は246万6532柱にも及ぶのだそうです。旧幕府軍の新撰組や西南戦争の西郷隆盛を含む薩摩軍は入っていないそうです。
夫と私の両方の父親は海軍で戦争に行ってたんですよね。そして今はこうして、息子たちがアメリカと日本の両国を行き来しております。今のあなたたちがこうして平和に暮らして行けるのは、ここに祀られている人たちのお陰です。よぉ〜く拝んでおきましょうと二人ともしっかりと手を合わせておりました。
境内にある能舞台
鳩、馬、犬など従軍動物の慰霊碑
靖国神社に参拝したら、その裏手にある遊就館には絶対に行かないと。ここには古代から大東亜戦争までの戦争の遺品が展示されています。
この日は学生は無料でした。
遊就館のサイトは→こちら

展示室の壁一面には顔写真と名前のパネルが性別や身分の区別無く貼られています。長男が、あっと指差したのが坂本龍馬の写真。お〜〜日本語補習校で勉強した日本史が役立っていると妙に関心したりして。

実はここで息子たちに見せたかったのは特攻隊員たちの父母や兄弟姉妹に宛てた遺書です。特に長男はもうすぐ17歳、自分と同年代の青年たちが書いた遺書を読んでどう感じるだろうか....。実物の遺書はあまりに達筆で長男には読めませんが、横に英訳されたものがあり、片っ端から読んでいました。

10代の若者が、死を覚悟して、ただただ両親にこれまで養育してくれたことに感謝を伝え、愛する人の将来を心配し、愛する国とその未来を守ると書いているのです。文面から伝わってくる、ご本人の決意と心の穏やかさはどこからくるのでしょうか。

それにしても10代や20代前半の若者が書いているあの遺書の文字と文面には感服します。昔の日本の教育水準の高さを感じますね。私は二度目の来館なのですが、前回は涙で顔がぐしゃぐしゃになりました。今回はガーゼハンカチを用意して行きましたよ。遺書と、それに遺族が未婚で散って行った息子たちにのために奉納した花嫁人形を見ると、涙がボロボロと流れてきます。
ここに来るとですね、感謝の心というものを思い起こさせてくれるのです。日本人なら必ず訪れておきたい場所です。日本の歴史教育に入れておかないと行けないのはここですよ。
零戦
展示室には実際に戦時中に使用された様々なものが展示されています。目を引くのは回天、零戦、桜花ですね。回天は見ただけでT_T 敵艦に激突できなければ、そのまま沈んで行くと聞いてまたT_T
桜花は本当に小さいですね。自力飛行ができないので人間と爆弾を積まれ搭載されている親機からそのまま切り離されてグライダーのように敵に突っ込んで行くしかないわけで、悲しすぎます。
零戦
ガーゼハンカチで滝のような涙を拭いながら、出口付近のギフトショップへ到着。
日本の伝統柄の生地で作ったがま口がありました。写真中央の波柄のがま口を見た長男が言った一言にやっと笑顔が戻ってきました。
お母さん、WiFi の模様の財布だ!!
たしかに、日本の伝統柄の波模様ではありますが、WiFiも同じ模様ですね.......。

さて、靖国神社を後にして、午後からお台場へ行きました。息子たちを日本未来館へ放り込んで、私は東京ビックサイトの電子出版エキスポへ。
日本未来館のサイト→こちら

それにしても、ゆりかもめ高すぎ。東京メトロとばか高いゆりかもめに3人で乗って、あっちこっち移動していたら一日の交通費だけで6000円也。
車窓から遠くにそびえ立つガンダムを見つけて大喜び。人工島だから仕方ないのでしょうが、全体的に殺風景なところでした。
さて、電子出版エキスポのために日本に来る前にオンラインでチケットの登録をしておりました。氏名、住所、電話番号、職業、会社名と全部データは入力しました。で、プリントアウトして持って来た用紙を受付に提出したらですね、別の用紙を渡されました。ここに氏名、住所、電話番号、職業、会社名をお書き下さいって川 ̄ー ̄;A"

何のために入力したんだ?それにプリントして持って来たものにはバーコードも印刷されてなかったし.....。普通はバーコードを読み取って、チケットをプリントするとかしない?

デジタル コンテンツのエキスポなのに、いきなりアナログでマニュアルです。
その上、国際展示場にもかかわらず、東京ビックサイト内はフリーWiFiではありませんでした。かなりの衝撃。アメリカへいい土産話ができたぞ(笑)

そうそう、地下鉄がやっとフリーWiFiになってましたね。

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