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2012年5月20日日曜日

大学受験@アメリカ その2

その1で、アメリカの大学受験は、各大学によって違うAdmissioin(アドミッション)によって複雑だというお話をしましたが、それぞれの大学のAdmissionがどんな傾向にあるのか、どの大学のニーズに自分がマッチしているのかなんて個人レベルではわからいないですよね。なんせすごい数の大学だし、アドミッションの項目も膨大な数だし....。

だから教育コンサルタントという職業が成り立っている訳です。
教育コンサルタントの組織みたいなのがあって、そこに年2回全米の大学からアドミッションが発表されるそうです。教育コンサルタントは全米大学のアドミッションのデータベースをもってるわけです。

通常はカレッジ カウンセラーとか呼んでますが、どこの高校にも複数いて、生徒一人一人に大学選びのサポートをしてくれるのですが、個人で雇家庭もいっぱいあります。優秀なカウンセラーは弁護士並のレートだそうです。って弁護士の友人が言ってました(笑)。

教育熱心な家庭では、というよりアメリカの大学受験事情をよくご存知の家庭では子供が高校に入学したらすぐにカウンセラーを雇うという話も聞きます。
目指す大学を受験するために高校で選択し履修しておいた方が良い教科の指導までしてもらうそうです。

保護者が集まると、カウンセラーもう雇った?とか、どこで探した?とか、誰に紹介してもらった?とか、いいカウンセラー紹介してくれない?とか、すごい会話が飛び交っております。
実は私も次男の親友のお父さんから、その親友のお姉さんのカウンセラーを紹介してもらいましたが、カウンセラーも相性があるようで、いろいろ会ってみないと決められないようですね。でも会うの怖いです......っていうかいくらかかるんだろう....ってそっちの方が気になります(笑)。



もうひとつ、近頃 行きたい大学に合格したけど、奨学金がでないので行けない” と、せっかく有名大学に合格したのに断念するという人が増えているらしいです。


アメリカの大学の授業料は異常なほど高いです。UCバークレーに代表されるカリフォルニア州立大学でも一年間で約3万ドル(州外は5万)かかります。私立名門校だと6万ドルはします。でも大学のニーズにあっていれば大学から奨学金がでるわけですから、6万ドルの私立の大学でも年間5千ドルとか1万ドルとかで行ってるってケースもたくさんあるわけです。

これがメリットベースのスカラシップ(奨学金)と呼ばれているものだそうです。
だから少しでもいい大学に安く行くために
自分を評価してくれる大学を探す
というのが重要ポイントになるんで、やっぱりカウンセラーがいないと探せない.......。

奨学金には他にニーズベースのスカラシップというのがあるそうです。これは家庭の収入や状況に応じて出されるそうです。


教育コンサルタントがおっしゃるに....
大学選びのポイントは
1)どんなに良い大学を卒業しても将来の約束や保証は無い。それだけのお金(学費等)をインベストメント(投資)するだけの価値があるのかどうかをよく考えること。
2)自分にあった、またリーズナブルなコストの大学を探すこと。
だそうです。

2)の”自分にあった” ということですが、聞くところによると、大学1年生を終了して夏休みが終わり、2年生に戻ってくるのは79%の学生なんだそうです。実に21%が辞めるそうです。”大学が自分にあわない” さまざまな理由、漏れ聞こえてきます。カレッジ ツアーなどもしながらしっかり選ぶことが大切だそうです。

カリフォルニア州は大学受験年齢の子供の数が年々うなぎ上りに増えていて、その上、他州に比べて大学の数が圧倒的に少ないらしいです。
現在もこれからも大学受験激戦州決定!!なんだそうです。

あ〜もう今からどうしたものやら.....、まだまだだと思っていたのに。乗り越えられるだろうか、こらからの1年半。とりあえず、狙うは他州だな....。その前にカウンセラーを雇わないといけないんでしょうねぇ〜〜。
時給ベースもあれば、一括5千ドルでずっと全部面倒見てくれるってのもあって、5千ドルは高いけど、将来何万ドルも学費が安くなると考えると、安いと見るべきなんでしょうね(笑/半分ひきつってますけど....)。


つづきは その3で


大学受験@アメリカ その1
大学受験@アメリカ その3


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