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2012年9月12日水曜日

バック トゥー スクール ナイト

8月下旬に新学期が始まりました。学校が始まって1週間ほどすると、バック トゥー スクール ナイト(Back to School Night)という保護者対象の説明会が開かれます。これが結構長いの、だいたい午後6時半〜9時ごろまであります。どこの家庭もたいてい両親そろって参加してます。

で、一体なにがあるのかというと、まず体育館に全学年の保護者と全教職員が集まって、新入生の保護者と新任の先生たちへの歓迎の挨拶から始まり、今年度の学校のいろいろな状況説明や将来の展望などが校長先生からあります。

そしてお決まりの寄付金のお願いですね。集まった寄付金でこれまでにどんなことができたかとか、今後、寄付金でどんなことをするのかという説明もあります。うちの小学校では生徒一人につき$750、中学校は$600、高校は$500の寄付をお願いしますって毎年言われ続けています川^_^;儿
一応、公立学校なんですよ。でも毎年すごい寄付金を集めております。で、集めたお金でクラブ活動の充実、図書の購入、パソコンや備品などの購入、校舎の増改築などもやっているわけです。

そして、保護者ボランティアの募集も行われます。小学校と違って、中学・高校にもなると、さすがにクラスでの授業のお手伝いとか、読み聞かせとか、宿題の仕分けとかファイルのお手伝いといった細々したのはありません。遠足のドライバーとか、卒業式の手伝いとか、BBQなどのイベントのお手伝いとか、テストの監視役ってのもあります。おもしろいのは、専門職の保護者に対して特別授業をやってみませんかってのがあります。

体育館のロビーでは保護者会が学校のロゴがついたグッズの販売を行っています。

体育館での話が30分ほどで終わると、小学校の場合は自分の子供の教室へ移動します。そこには担任の先生が待ち受けていて、これから行う1年間の授業についての説明があります。またクラス委員やボランティアの募集、クラス費や1年分の遠足費用の回収なども行います。

中学・高校では自分の子供が履修する授業のスケジュールをもらい、決められた時間通りにその教室に移動し、そこでその授業を担当する先生から1年間の授業内容や方針の説明を受けます。先生の持ち時間は15分、そして保護者たちが次の教室に移動する時間が5分。全部で8つの教室を周り、説明を聞いてきました。終わったら9時過ぎてました。

どの教科の先生も熱心に説明をしてくれ、質問があればいつでもご連絡をと、メールアドレスや電話番号、自分や宿題で利用しているウェブサイトアドレスを教えてくれます。先生方は大変ですよ、保護者を前に2時間もずっとプレゼンテーションしないといけません。

ここまでやってくれると親としてもありがたいですし、学校に子供を丸投げするのではなく、親もどんどん学校に関わっていけて面白いですね。

このような保護者全員が学校に集まる機会は年に2回あります。1回目は新学期早々にあるこのバック トゥー スクール ナイト(Back to School Night)、2回目は学年の終わり頃の5月にあるオープン ハウス(Open House)といって、子供達の一年間の成果発表や展示品を保護者たちが見に行くというもの。あっという間に一年が過ぎてしまいます。

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