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2012年3月12日月曜日

カヤッキング デビュー

アメリカ人の男性が好きなスポーツと言えば、一般的には野球、アメリカンフットボール、バスケットボールですね。こないだのスーパーボールの時なんて、誰も外を歩いてません(笑)。み〜んなどこかの家に集まってTVの前でビール飲みながら観戦パーティ。

ところがうちのダンナはそのアメリカの三大スポーツには全く興味がありません。これ、ホントに助かりますよ。シーズン中はポテトチップスとビールを持ってTVの前から動かないダンナに困り果てているっていう話もちらほら聞きますから。

じゃぁうちのダンナは何が好きなのか....というと、アウドドア系スポーツです。バイキング(マウンテンバイク)、キャンピング、ハイキング、たまにフィッシング、カヤッキングといった自然の中でのアクティビティーというやつですね。

実はですね、私アウトドア系が大嫌いです(笑)。
アメリカに引越してきた最初の数年というもの、夏の恒例行事の3泊4日のキャンプテイラーでのキャンプとか、ドナーレイクでの滞在とか、ガーンヴィルでの1ヶ月近い滞在は拷問のような日々でした(笑)。特にキャンプの時なんて3食の料理が苦痛で苦痛で。チューチュー吸うだけの宇宙食がどこかに売ってないかなぁ〜なんて真剣に思いました。
準備に荷造りに片付けに.....ほんと苦手です。

東京からマリン カウンティに引っ越して来た時はどんなけ田舎?と、多過ぎる自然(笑)にうんざりしておりました。にもかかわらず、もっと自然の多いところへ、なんで行くわけ?

大自然の中で時間に縛られる事なく、ゆったりとのびのびとなどといった過ごし方やらライフスタイルやらアクティビティやらに慣れるのに6〜7年かかりました。
都会に住んでた日本人にはなんにもしない贅沢な時間や自然を楽しみながらのスポーツが理解できなかったわけですね。
あ、今は大丈夫ですよ。時計の無い生活、騒音のしない生活、周囲は木ばっかりの生活、庭に野生動物がでてくる生活...何でもオッケーです。

息子達は小さい頃からそういった生活や体験をしているせいか、野球、アメリカンフットボール、バスケットボールには一切興味は無く、やっぱりアウトドア系の人間になりました。

長男はマウンテンバイク大好きですが、次男はカヤックが大好きで、好きこそ物の上手慣れとはよく言ったもので、結構上手い。昨年トゥールボートの試乗会に行った時などは生き生きとしておりました。前世はコーストミウォークだったに違いない......。

で、この1週間ほど日差しも春らしくなり、気温も上がってました。そろそろ活動開始のシーズンだし、年齢的にも大丈夫そうなんで、そろそろ次男君の大好きなカヤックをプレゼントしようということになりました。

ある日曜日の昼すぎ、次男には内緒で、車に海パン、サンダル、ライフジャケットを積み込みました。午前中、木を切ってた(ダンナは木こりではありませんが(笑)....庭というか林の木の枝を払っておりました)ダンナは切り落とした枝を捨てに行くのにトラックに積んで、次男を手伝いと称して一緒に連れて行きました。

で、なぁ〜んにも知らない次男は手伝いをした後、お店に連れて行かれて、いきなりカヤックを買ってもらい、狂喜乱舞の喜びよう。そしてそのまんまサンクエンティン刑務所のすぐ近くのRemillard Parkのビーチへ。

この日は暖かで天気も良かったので、すでにカヤッキングをしている人達がいました。
次男君さっそくマイカヤックでパドルを一生懸命漕いでました。なかなか筋がいいです。
左に見えるのはサンラファエル-リッチモンド ブリッジ


夕方ヘトヘトになって戻ってきて、シャワーに入って夕飯を食べて、宿題も機嫌良くやってました(笑)。やっぱりこういった嬉しい事があると態度まで変わります現金な奴です(笑)。
その後、庭に干しているカヤックを眺めたり、なでてみたり。そのまま抱いて寝そうでした(笑)。よほど嬉しかったんでしょうね。たまにはこういったサプライズもいいかもしれません。

で、私にはうれしいサプライズなんてちっともないんですけどね....。あるといったら失神しそうなテストの点のサプライズぐらいなもんです......。

4 件のコメント:

  1. カヤックといえば、私が初めて乗ったときは、旦那がこいでいる間中
    叫んでました。いつひっくり返ってもおかしくないくらいの小さな空間に
    旦那と2人きりだったから。次男くん、筋がいいですね。だんな様はサプライズが好きなんですねーー。

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  2. ともぢさん
    コメントありがとうございます。
    こっちの人って結構サプライズ的なのが好きなようですね。ひそひそと見つからないように準備するのは大変ですが、成功したときはかなりの達成感が味わえます(笑)

    カヤックってひっくり返りそうでひっくり返らない。次男に購入したものは底が広くて結構安定しています。私は恐がりなので沖にでるのは結構勇気がいります。

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  3. ミセスポピー2012年3月13日 0:50

    きょうは、少しお伺いしたいことがあります。
    マリンカウンティに引越しというお話をしましたが、以前教えていただいた地域を言うと、住居が高いということで、ヒルスボロウクラスの話をしていると言われました。教えていただいた地域でのレントでも、手が出ないものでしょうか?
    それは、重々承知のうえなのですが、それでも特別学級の良さに、移り住みたいと考えています。SOSOクラスでも、比較的安全な地域をご存知であれば是非教えていただけませんか?もし、よろしければお願いします。
    変な話ですみません。

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  4. ミセスポピーさま
    コメントありがとうございます。
    マリン カウンティにも市や町はいろいろあるのですが、先日例に挙げたところがマリンの中でも良いと言われている所です。ベルベデアは書きませんでしたが…あそこは別格なので。ってロスは書いちゃったけど….あそこも別格ですが…。マリンの住人の8割は白人なので、これらの地区の学校も生徒の9割以上が白人です。

    一般的にマリンは有数の高級住宅地がいくつかあるカウンティなので全体的に住宅は高いです。
    レントは2ベッドルーム3,000ドル前後からスタートではないかと思います。学区を問わなければ、2,000ドル前後でもあるかもしれませんが。でも掘り出し物もあるかもしれませんし、レントのことはあまり知らないのでReal Estateのサイトで地名を入れて検索してみて下さい。相場がだいたいつかめるのではと思います。

    アメリカはたいていどこへ行ってもレベルの高い公立学校とかサービスのよい公立学校というのは、高級住宅地の中にありますよね。やっぱりその地域の納税額、地域住民や企業の多額の寄付金、高学歴な親のインテリジェンスの高さ、親の教育への関心度とボランティアはペアレントクラブを通して学校へ関わる頻度、に比例しているからなのかなぁ〜と。
    学校のレベルは、 http://www.greatschools.org/ である程度を知ることができると思います。

    サンマテオ カウンティのHillsborouthはマリン カウンティでいうところのMill Valley とか Tiburonあたりが同じ感じではないでしょうか….

    ミセスポピーさんのおっしゃっている特別学級とはどのような学級のことを指しているのでしょうか。

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