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2011年10月14日金曜日

フリート ウィーク@艦船見学 その4

ブルーエンジェルスのショーが途中で中止になった欲求不満からか.....(笑)クルーザーの上から見たあのでっかい艦船乗ってみたい.....という衝動を抑える事ができず、フリートウィークの最終日、艦船を見に行ってきました(笑)
※写真をクリックすると大きくなるはず....
月曜日の早朝から友達を誘うのも気が引けるし....、というかこんなのにつきあってくれる人なんていないよねぇ。ということで、こっそり一人でサンフランシスコまで行ってきました。いつもより30分早く起きて、子供達の弁当を作って、子供達の朝食をテーブルに用意して、下の子はまだ寝てるけど、あとは任せた!ダンナに一言い残し、7時過ぎに家を飛び出しラークスパーのフェリーターミナルへ。
『はいはい、いってらっしゃ〜い、楽しんできてねぇ〜、かっこいい写真撮って来て見せてねぇ〜』と手を振って見送ってくれるダンナ(爆)
ネイビー系とフィギュアスケート系に関しては私の暴走にダンナはもうあきらめています(笑)


サンフランシスコ フェリーターミナルに着いたら、ショボショボと霧雨が降っていました。今日は雨が降るよという、ダンナのアドバイス通り、傘を持って行ってよかった。


さて、どっちから見に行くか....。フェリービルディングを出て右に15分ほどの所にあるピア27ではUSS Milius(ミリアス)フェリービルディングを出て左に15分ほどの所にあるピア30ではUSS Bonhomme Richard(ボノム・リシャールが見学できます。

USS USS Milius

USS Bonhomme Richard
とりあえず、小さい方のUSS Milius DDG69(ミリアス)から。ミサイル駆逐艦です。手荷物検査と身分証明所の提示、そして金属探知ゲートを通って、先着順20人ずつでグループになりクルー二人の案内で艦内を回ります。

消化活動をするときの装備を説明してもらいました
グローブは火傷をしないように9層になっているんだそうです。なので、けっこう重かったです。下の写真は煙の中でも見えるハイテクカメラ。白黒ですがくっきりしっかり見えます。すごいです。説明によると、このハイテクカメラで眼鏡をかけている人を見るとと、そこだけ真っ黒に映ってすごい不気味だと....。
煙の中でも見える優れもののカメラ
下の写真。デッキに立っている兵士。黒いライフルを持った兵士があっちこっちで警備をしていています。ちょっと怖い雰囲気。そのライフルを持った兵士の斜め上にあるベージュで上がドームになっているもの、R2-D2(スターウォーズにでてくるロボット)と呼ばれているらしいです(笑)。
これはCIWS(Close in Weapon System)といって、敵艦からのミサイルや航空機を至近距離で迎撃するための20ミリ弾の最強威力のマシンガンだそうです。これが前後に2基あります。ドームの中には探知レーダー、下の筒の部分には追跡レーダーが入っていて、筒の右側についているのが赤外線センサー。これらのレーダーで至近距離の標的を狙い、ぐる〜っと全周旋回するそうです。発射速度は毎分3,000発...すごっ。
でも、これを使う時は状況的にはかなりやばいってポツリと言ってました(汗)。そりゃぁそうだなぁ、至近距離での迎撃だもんなぁ.....。どういう状況かわかりますよね。
下の写真。Mk41ランチャー(ミサイル垂直発射システム)です。船尾と船主に、あわせて90セルあるって....。写真上のお兄ちゃんトマホークもあるよってさらっとおっしゃってました。下の写真。向こう側に見えるのはトルピード(魚雷)と機関銃。

下の写真。海の上に浮かんでいるUS Navy Patrol Boat(パトロール ボート)は艦船の周囲を警備しています。一つの艦船に2〜3隻のボートが張り付いていました。偶然現場を目撃したのですが、民間のボートが近づいてきた瞬間、猛スピードで追っかけ回していました。追っかけられたボートに乗ってた人、ビビったでしょうね。デッキに機関銃が3〜4基ついてるもんね。

トルピード(魚雷)
ブリッジ(艦橋)内
私の大好きな計器とボタンだらけ(笑)

次は
 ボノム・リシャール(USS Bonhomme Richard LHD 6)
強襲揚陸艦です。ここに等到着した時点で、すでに歩き疲れ.....。でも正面に見えてきたでっかい艦船を見たら、ちょっと元気になってきました(笑)本当にでっかい。

※強襲揚陸艦(きょうしゅうようりくかん、Amphibious assault ship)とは、人員や物資の揚陸を目的とする揚陸艦のうち、ヘリコプターや垂直離着陸機による空輸を主体とした揚陸を行う軍艦のことである。特徴としては、大規模なヘリ運用能力と全通甲板が挙げられる。(ウィキペデアより)


下の写真は入り口です。けっこう急で長い坂道。中に入った右側がその下の写真です。今度はリーン(海兵隊)のユニフォームを着た兵士がたくさん。
タンクでもトラックでも、なんならミサイルを積んだトラックでも。好きなのにどうぞって何でも乗せてもらえます(笑)。ついでに運転席にまで座らせてもらえます。すごいサービス。やっぱりマリーン(海兵隊)ですね。搭載されているものは水陸空となんでもありです。

下の写真。Amphibious Assault Vehicle(AAV)(水陸両用強襲車) 
アメリカ海兵隊の装甲兵員輸送車です。

乗ってみました。
ここから洋上にボートや水陸両用車を出します。
下の写真。この坂道を上がると、広い空間が。普段はここも格納庫なんでしょうが、この日はパーティの準備をしていました。その横ではネイビーグッズの販売会。けっこう売れてました。

パーティの準備で忙しそう
おみやげは買いませんでした(笑)
さらに上に上がって行くと、ついにデッキに到着。広〜い。ものすごく広い。実物を見るとさすがに臨場感あふれるって感じです。正面に戦闘ヘリコプター コブラ発見。
AH-1W Super Cobra 
コブラの内部

小さな男の子たちに人気だったのはヘリの操縦席でしたが、大人の男の子たち(笑)に人気だったのはタンクの操縦席と砲撃席。写真下のタンク(戦車)は陸軍と海兵隊が使っている主力戦車のM-1 Abrams(エイブラムス)

M−1 Abrams Tank
この光景、友軍部隊の救援に向かう戦争映画の
ワンシーンのようでした。


下の写真。MV-22A Osprey(オスプリー)昨日アルカトラズ島の前でホバリングしてたやつです。乗ってきました。ヘリコプターのように垂直離着陸・ホバリング・超低空での追従飛行ができ、固定翼機のように高速で長い航続距離を誇るヘリだそうです。
MV-22A Osprey

下の写真。実物が触れるなんて、銃マニアにはたまらんでしょうねぇ。学校休ませて次男を連れて来てあげればよかった....。
うちの次男、恐竜と銃の名前の記憶力だけはすごいです。その能力を勉強に向けて欲しいものです.....(笑)

スコープを除くと遠くにCarl Vinson(カール ヴィンソン)が......。下の写真のお兄ちゃん。見物客のわりには構えがスムーズで様になってました。あんた何者?って感じ。

ここは立入り禁止エリア。遠くににある2機のヘリの前に戦闘機が....なんだろうとじぃ〜〜っと目をこらして見ると、ハリアーだわ(笑)AV/8 Harrierです。滑走路がいらない垂直離着陸する攻撃機です。
ハリアー/ウィキペディアより
この ボノム・リシャールの中には病院もあります。6つの手術室と600床のベッド数。大病院です。母港はサンディエゴ。サンディエゴのコロナドの港にはこんなのがうじゃうじゃいるのです。


さて、このでっかい USS Bonhomme Richard(ボノム・リシャールのお値段ですが、$1.1ビリオン。$1=100円として
1兆1000億円
上に乗っかってる艦載機や中に搭載されている戦車やトラック類は別売りですから....。日本は持てないですねこんな空母。


その1はこちら

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