子供の頃に食べてものすごく印象に残っている物ってありますよね。
懐かしいなぁもう一度食べてみたい。でもそのお店は今はもうなく、あ〜残念だなぁ〜って最近良く思うようになりました。年を取ったってことでしょうか。
そういった子供のころの懐かしい味が二つあります。
夏になったらおじさんがワゴンを引いて売りに来ていました。飲んだらこめかみが痛くなるほどきんきんに冷やしたとろっとろの冷やしあめ
近所のお好み焼き屋さんのおじさん手作りの、かつお出汁のたれと、とってもこしのある良く冷えた麺、トッピングは味がよくしみ込んだチャーシューとそっけない輪切りのキューリのみ。そしてそれをわさびで食べるめちゃうまの冷麺
もちろん、うん十年も大昔のことなので、お店はすでにありません。それを作っていた人もすでにこの世にはおられません....。
じゃぁそれを再現してみようじゃないかと思い立ち、まずは冷やしあめに挑戦。
ネットでリサーチしてみると、麦芽水飴と生姜で作るんだそうです。
で、麦芽水飴って何?ってところから調べ始めたらこれまた面白い。
大麦を発芽させたものを乾燥させ粉砕して、餅米で炊いたお粥に入れて、60度の温度を保ちながら一晩おく。あ〜前に米麹と餅米で作った甘酒と同じだな....。
それを漉したものを煮詰めたものが麦芽水飴。
日本では麦芽水飴は入手可能です。その昔、日本に砂糖がなかったころ、この麦芽水飴が甘味料だったそうで、なんと奈良時代から作られていたそうです。だから麦芽水飴の老舗だってあります。
それで、麦芽はどうやって調達?とネットで調べたら、日本では凝る人は凝るんですね。農家から大麦を分けてもらって、水に浸して発芽させ、それを乾燥させて、粉砕するという10日間くらいかかる作業を行っているようです。
大麦の種なんてどこで買えるかわからないし。
あったとしてもそんな手間のかかること...川 ̄ー ̄;A"
麦芽ねぇ〜と考えていたら、麦芽=ビールだということに気がつき(笑)、そう言えば!と、ビール作りが趣味の友だちに聞いてみたところ、ブリューイングのための原材料や道具のお店に連れて行ってくれました。
※写真をクリックすると拡大します
へぇ〜そんな店あるんだぁ〜と感心。ワインやビールを趣味で作っている人結構多いし、ブリューワーもいっぱいあるし、だからこういったお店がマリンにもあるわけですね。
ホントに楽しい、ここのお店。すみからすみまでじっくりと見て回るとビールやワインを作る以外にも使えそうなものが一杯あります。
種麹まで売っていました。種麹ねぇ、米麹を一から作るまではちょっと無理。
下の写真、ぶどうを搾る機械とワインの使用済みの樽。
さて、麦芽の量り売りコーナーに行ってみると、あんなに種類があるなんて....。
ローストした黒いのもあります。これを使うと黒ビールができるんだそうで。へぇ〜。
さて、友だちおすすめのを半パウンド買って、それを粗挽きにしてもらいました。
たった2ドルちょっと....。なんか申し訳ないような気分。
さて、作り方は その2で.....。
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