13才の少年が射殺される
先日うちから車で2時間弱ほど北へ行った町で、おもちゃのライフル銃を持っていた13才の少年が保安官に射殺されるという事件がありました。
そのライフルというのが上の写真でAK-47 assault rifleというのに見えたんだそうです。実際そっくりです。おもちゃの銃というと誤解されますよね、本物そっくりのレプリカというかエアソフトガンですよね。
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向かって左がレプリカ、右が本物のAK-47 |
我家にもエアソフトガン(下の写真)があります。BBガンというやつですね。
先端にオレンジ色のプラスティックのキャップがついています。本物ではないけれど本物そっくりのこういった銃には、本物と間違えられて警察に撃たれないように、オレンジ色のキャップが付いた状態で販売されていて、外してはいけないことになっています。
射殺された少年はこのオレンジのキャップを外し、外に持ち歩いていた訳です。
そして、ライフルを持って道を歩いている不審者に気がついたパトカーがライトを点滅させ、停車し、盾代わりに開けたドアの後ろに回って、銃を下ろすようにと2回警告をしたそうなのですが、銃を地面へ置きませんでした。
少年はフーディー(フード付きジャケット)を着ていて、保安官に背を向けて立っていたので、顔や人相もわかりません。そして保安官の方へ後ろ向きに数歩歩き、ライフルの銃口を保安官の方向へ向けて振り返った時に撃たれたわけです。
13才の少年って体格もよく170cm前後ありますからね、フーディーをかぶっていて後ろ向きだったら子供か大人か区別がつきません。それにこのところアメリカでは10代前半の子供の乱射事件とかが発生しているので、子供なんだぞ!って言っても、このシチュエーションでは、保安官に誤解されるよなぁと思います。とは言っても何とも悲惨な事件というか事故なわけです。
サンタローサ。。うちが住んでる場所です。 事件があったところとは正反対の場所なんですが、メキシカンギャングがかなり住んでる場所だそうです。私の素人的な考えで、なんで殺さんなあかんの? 腕とか足とか撃てばいいんちゃうの?と元サンタローサの警察官のおじさんに話したら、”ガンを向けるということは、殺されるってことだ。この少年は保安官にガンを向けた。殺される前に殺すのがガンを持った同士のやることだ。13歳の少年というのは、後でわかったこと。最初から13歳とわかってたら、保安官も殺しはしねーよ。警察官が銃をおろせといやぁ、さからっちゃいけねぇんだ。こっちはプロだからな。おれは、あの殺されたがきなんかに、同情はしねぇ。家族はかわいそうだろうけどな。撃ち殺した保安官におれは同情するぜ。きっと保安官も後悔してるだろうよ。” そういってました。そして、あれからデモが行われてるこの町。みんなで保安官のしたことを訴えようって。 撃ち殺された子供の家族はどういう教育をしてたんだろう。警察のいうことは無視しろとでもいってたのかな?ちゃんと教育してたら、殺されなかったのにと。。親も悪いと私は思います。
返信削除フーディーとオレンジのキャップを外したエアガンの持ち歩きはどう考えても警察に撃って下さいって言っているようなものだと思います。
削除気の毒なことですが、本人の認識の甘さと親の責任だと思いますね。