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2011年5月1日日曜日

サマー キャンプ


あと1ヶ月半でアメリカの学校は長い長い夏休みに突入します。
6月上旬から8月下旬まで2ヶ月半ほどの長い長い夏休みの間、親達は子供達の扱いをどうするかで本当に困り果てます。
それで、サマーキャンプなるものがあるわけです。
まぁ預け場所に困るからという理由だけでサマーキャンプがあるわけではありませんが....(笑)
普段、家庭や学校では経験できない、様々な体験や学習ができるわけで、別の形での教育の場にもなっています。
”長い休みをゲームやテレビばっかりで過ごすよりも有意義な過ごし方ができる”というのが売りですね。


対象は小学生から高校生で、日帰りと泊まりの2種類あります。
1)デイキャンプ:日帰りキャンプで月曜日から金曜日まで、朝9時〜3時か4時までというもの。もちろん別料金で朝8時からとか、夕方6時までということもできます。
たいていは1週間単位での申し込みになります。
通常はお弁当やおやつは持参ですが、最近はランチ付きというのもでてきています。
共働きの親は大変ですからね。


2)レジデントキャンプ:海や山や湖、あるいはどこかの島とかに滞在するキャンプ


それで、いったいキャンプで何するの?ってことですが、いろいろですよ。
アートキャンプ、スポーツキャンプ、クッキングキャンプ、コンピュータープログラミング、自然観察とかハイキング、マウンテンバイク、乗馬、ヨットとか...。一般的なのはいろいろミックスしているキャンプでしょうか。午前中はアートや読書、午後からスイミングやサッカーみたいに。
ミュージックキャンプでクラシックとかもありますが、おもしろいところでバンドキャンプってのもあります。とにかく趣向を凝らしています。


子供じゃなくて自分が参加したくなるようなのもあります(笑)



子供のキャンプにしてはちょっと贅沢すぎるんじゃない?ってのも.....。

それはそれは魅力的なプログラムです。夏休み中、毎週違うキャンプに参加したいほどです。でもね、これが結構高いのですよ。共働きの場合はこういったキャンプに子供を預けないと仕事に行けないわけですから、選択の余地はありませんが、全ての家庭が利用しているわけではありません。

いろんなお母さん方の話によると、子供達が夏休み期間中の自分の給料は、ほぼ全額サマーキャンプ代に消えるらしいです。

同じキャンプなら二人目からは割引があったりしますが、たった10%程の割引ですからあまり役にはたちません。なにせもとが高いから。


日本からも夏休みを利用してアメリカのサマーキャンプに参加する子供達もいます。
日本にはこういったのはあまりないでしょうから楽しい体験になるでしょうね。
実は、そっちのサマーキャンプに子供を入れたいんだけど、どこか探して欲しいなんてたまぁ〜に、依頼されることもあります。それほど日本でも知られているんですね.....。


大学生にはもうサマーキャンプは不要ですが、今度はこれがキャンプ リーダーとしての夏休みのアルバイトになっています。

マリン マガジン(Marin Magazine)という月刊誌があります。我が家も定期購読しています。
昨年からこの雑誌にはサマーキャンプ特集が掲載されるようになりました。
そのマリン マガジンのサマー キャンプ ガイド はこちらから


サマー キャンプもいいけどもっと夏休みを短くしてお金がかからないようにしようよ......

クリックしてね!

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