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2013年5月27日月曜日

ドナー パス ハイキング@ドナーレイク その2

グレート サミット トンネル@ドナーレイク その1 の続きです。

グレート サミット トンネルを後にしてその周辺のドナー パス(Donner Pass/峠)を散策。ここはシエラネバダ山脈の一部ですからね、標高2,151mもあるし、散策と言うにはあまりにも険しかったけど....。

ちなみに、シエラネバダ山脈というのは、カリフォルニア州の東部を縦貫する全長650kmにもおよぶ山脈で、最高峰標高4,418mのホイットニー山で、ヨセミテ国立公園もこの山脈の一部です
ロッキー山脈よりも高くって、昔は西部進出への大きな妨げとなっていました。だからドナー隊の悲劇が起こったわけです。


さて、この日、5月中旬で暖かで、雪渓が美しかったです。下山する体力を温存するため、頂上までは登らず、このあたりでちょろちょろとハイキング。高い木も生えてはいるのですが、荒い天候のため、あちこちの岩場からは盆栽のように背が低い木々も。
岩の苔も奇麗です
後ろを振り向くと、向こう側にも山々が....。まるで絵のような絶景。あの向こう側に見える山は2,776mのキャッスル ピーク(Castle Peak)で、スキー リゾートがあります。→Boreal Ridge Ski Area
とっても珍しい岩が....花崗岩(御影石)の間の白い筋は水晶だそうです。

この辺りにはWashoe(Wa She Shuという部族のインディアンの遺跡があります。カリフォルニア州とネバダ州の境界のグレート ベイスン(Great Basinとよばれている地域には6,000年前からこのワショー(Washoe)という先住民が住んでいます。
Washoe(Wa She Shu)とは、彼らの言語でPeople from hereという意味があるのだそうです。
このドナー パスを散策していると、何千年も昔のWashoe(Wa She Shu)たちが残した、ペトログリフとよばれる岩面彫刻を見ることができます。その1でも書きましたが、トンネル工事に難儀したほどの硬い花崗岩(御影石)に6,000年前のインディアン達が絵を刻んでいるわけです。

どんなシンボルが彫刻されているかを説明したパネルががあるのですが意味不明。現在の研究でもそれぞれのシンボルの意味が解明できていないそうです。Washoe(Wa She Shu)の子孫達も分からないわけですから。どう見ても宇宙人の暗号のような気がするんですけど.....。

現在は、カリフォルニア州とネバダ州にある保護地区に約1,000人ほどのWashoe(Wa She Shu)が居住しているそうです。

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