このJCC(ジューイッシュ コミュニティー センター)では水泳教室、フィットネス、ダンス教室、コンサートの主催をしたり、イスラエルの歴史や文化の伝承や紹介をしたり、プリスクールもあるし、大人やティーンのためのプログラムを提供したり、もちろんサマーキャンプだってあります。結婚式やら卒業記念パーティーやらなんでもできる多目的の大きなホールもあります。
マリン カウンティの人達は結構利用しているのではないでしょうか。
ちなみに、子供達が通っているの小中学校のスクールディストリクトのファンドレイズ パーティも毎年ここでやっているし、長男の高校の朝4時までの卒業記念パーティもここでした。子供をここの子供水泳教室に通わせている家庭も多いです。
さて、ここからは余談ですが(こっちの方が長いのですが)
ジューイッシュという言葉がでてきたので、
雑学その1
ちょっとここだけの話.....
Jewish American Princess (ユダヤ系アメリ人のプリンセス)
頭文字をくっつけたスラングがありますね。その昔、日本人を軽蔑する表現として使われていました。
で、その頭文字のスラングは別の意味でも使われています。
ステレオタイプではあるのですが、裕福な家庭で甘やかされて育った、わがままなお姫様っていう意味で使われています。あっ、公に使ってはいけませんよ!
彼らは世界中で成功していますから、こういう風に言われるのかもしれません。雑学ということで....。
雑学その2
ところで、ユダヤ系の人達は子供が13才になると男の子はバル ミツバ(Bar Mitzvah)、女の子はバト ミツバ(Bat Mitzvah)と呼ばれるお祝いをします。
宗教的にも社会的にも責任を持ち、大人として扱われるようになるための儀式です。昔の日本の元服のようなものですね。
私も一度、そのバトミツバに何年か前に参列したことがあります。
私が参列したバトミツバは、まだまだ雪の降る3月のレイクタホのスコーバレーで行われました。招待客60〜70名ほど。儀式は山頂のレストラン。みんなでゴンドラに乗って山頂まであがって....寒かった....。
男性がかぶるあのお皿のような帽子はキッパといいます。我が家はユダヤ系でもユダヤ教徒でもありませんが、息子たちはかぶって参列しました。今でも記念に持ってます。
儀式が終わってランチパーティ。その後、ディナーパーティーまでには時間があるので、スキーをする人、スケートする人、温水プールで泳ぐ人.....。私と子供達は山頂の屋外スケートリンクでスケート....。めちゃ寒。
そして夜は麓にあるホテルで盛大なディナーパーティでした。
お食事も終わりに近づいてワインもぐびぐびやっているうちに、始まるんですねぇダンスが....
音楽を聞いていると、聞いた事のある曲がいくつか....。日本でもフォークダンスとかで聞いた事があるような....。
一番有名なのがHava Nagila(ハバ ナギラ)という曲ですが、パーティーの主役を椅子に乗せてみんなで持ち上げて踊りだした時にはかなり引きました....川 ̄ー ̄;A" が、これもイスラエルの伝統文化なんだと思い、一緒になって騒いでいました。
それから、Mayim Mayim(マイム マイム)というフォークダンスで有名な曲がありますね。
これもユーチューブで見つけたので参考までにご紹介します。
と、みんなからかなり感激されました(笑)日本人は私だけでした。
そりゃそうです。小学校の時、フォークダンスでどれだけこれを踊ったか。身体が覚えてます(笑)踊っている私自信もびっくりしました。
日本ではこのような場面で最後にみんなで輪になって盆踊りなんて踊りませんよね(笑)
この宴会、延々夜中過ぎまで続きました。こういった異文化に触れるのは本当に楽しいですね。
招待客は全員ホテルに1〜2泊して、それはそれは豪華なものでした。
かかった費用は結婚式並で$25,000(約250万)。
13才の女の子の誕生会にここまでするか....と正直思いました川 ̄ー ̄;A"
雑学その3
ちなみに彼らの血統は母系で継承される母系社会です。
お父さんがユダヤ系でお母さんが違う場合、お母さんがユダヤ教に改宗すれば、生まれた子供はユダヤ系として認められるのだそうです。
雑学その4
イスラエルは国費で国外に住む先祖を同じくする子供たちに数週間のイスラエル滞在プログラムを提供しています。
懐深いなぁと感心しました。国家と民族の理解を深め、将来的には繁栄につながりますよね。それに海外で成功している彼らとのつながりも強固なものになりますよね。
アメリカにいる日系人は現在5世〜になっていますが、日本政府はそんなことしませんよね.....。
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