その1で書いた二重国籍の日本人についてもうちょっと踏み込んで....いろいろと。
二重国籍の日本人には主に二つのケースがあります。ひとつは出生により二重国籍になった場合、もうひとつは仕事や結婚で永住権(グリーンカード)を取得した後に自分の意志でアメリカ国籍を取得して二重国籍になった場合。
出生により二重国籍になった人はともかく、成人してから自分の意志でアメリカ国籍をとっておきながら、なんで日本国籍も持っている必要があるんだっ!!ってしかられそうですね。
別にアメリカ人になった方がいいから日本国籍を捨てたわけではないのです(と言うか捨ててはいませんが...)。海外に住む日本人がどうしてその国の国籍を取得しなくてはいけなくなったか。いろいろな事情があります。まずは下の3つの記事を読んでみて下さい。
1)カナダ在住の日本人がブログに投稿した記事 →ここ
2)海外在住の日本人が重国籍を求める気持ちを投稿 → ここ
3)国際結婚を考える会に投稿された意見 → ここ
とまぁいろいろあるのですが、仕事や結婚で海外に住む場合、最初は永住権で何の問題も感じないのですが、長くなればなるほど、市民権と永住権の違いで不利益を被ることがいろいろでてきます。たとえば、就ける仕事に制限があったり、相続にも制限がついたりします。将来的には受けられる福祉にも制限がつくようになるかもしれません。生活をして行く上で、また自分たちの財産を守るため、市民権(国籍)を取らざるを得ないというケースがほとんどではないのでしょうか。
市民権を取らざるを得ない....、でも日本国籍を捨てるなんでどう考えてもできない....と。海外に長く住んでいる日本人が必ず直面する苦悩です。実は、永住権取得12年目の私も....現在悩み中。
その1でも書きましたが、そのまんま両方とも持ってりゃぁいいことなんですけどね....。良心がチクチクするわけです。それに、両方持っていても、日本は重国籍を認めていないので、日本人なのに、日本に帰るときはアメリカのパスポートでアメリカ人として帰らないといけなくなるわけで、3ヶ月までしか滞在できません。
中南米や日本以外のアジアからアメリカに移民としてやってくる人達はあっさりと市民権を取得する傾向にあります。というか取得します。主な理由は本国の家族を呼び寄せたいからとか、アメリカ人になった方が生活が豊かだからです。
日本人の場合はそれとはちょっと違うんですね。別にアメリカ人にならなくても十分豊かなんです。そして、戦争や紛争や政治的圧力や飢餓に苦しんでいるとか貧困のためとかで自国から逃げる必要も無いですしね。日本は本当にいい国ですよ。
アメリカに来る日本人は生きるためというよりも、より良い教育を受けたいとか、よりよい仕事をしたいとか、どちらかというと自己実現のためにやってくる人がほとんどで、そもそも目的が違う。100年前に移民としてやってきた現在の日系人たちのご先祖さまの時代から大きく変わったのです。
先日、アメリカ人弁護士と話をする機会があって、やっぱり国籍の話が出ましたねぇ。
弁護士:どうしてアメリカ国籍を取得しないのですか?
わたし:日本は重国籍を認めていないのです。
弁護士:じゃあアメリカ国籍でいいじゃないの?
わたし:いぁ〜〜、そう言われてもねぇ〜
だって、日本のパスポートの方が信用度高いじゃん....って言えませんでした(汗)
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先日、出生による国籍についての記事を書いたんで、その続編として二重国籍について。
日本とアメリカ間だけなら二重国籍ですが、お父さんがドイツ人でお母さんが日本人で子どもはアメリカ生まれで国籍は3つという多重国籍ってのもあり得ますね。ヨーロッパの人は複数の国籍を持った人が結構います。
さて、他の国のことはよくわかりませんので、直接関わる日本とアメリカの二重国籍についてこれまで見聞したことをば.....。
その前に、国籍の取得方法について。3つあるらしいです。
1)出生による取得:これは『出生による国籍』で書きましたね。
2)結婚や養子縁組による取得(結婚と同時に国籍が自動付与される国がある)
3)帰化による取得
実際、アメリカ人と国際結婚をして、アメリカに住んでいる私たちのような家族の場合、関係してくるのは、1)の子どもの国籍の問題と、3)の日本人配偶者が後に自分の意志でアメリカ国籍を取得する場合ですね。
前の記事にも書きましたが、1949年までの日本の国籍法では、両親のどちらかが日本国籍を有する場合、生まれた子どもは日本国籍を取得できるという父母両系主義でした。それが1950年(昭和25年)の国籍法改正で、父親が日本人の場合のみ生まれた子どもは日本国籍が取得できるという父系血統主義に変わりました。そして1984年に国籍法が改正され、父母両系主義に戻ったわけです。
しかし、ものごとそう上手い具合にはいきませんね。この1984年の改正で、出生による国籍の取得で、二重国籍となった場合、22才までにどちらかの国籍を選択しなければならない国籍選択制度という条項が加えられました。子どもにとってお父さんの国籍と文化もお母さんの国籍と文化も自分自身が引き継いでいる大切なもので、どっちか選べってそんな酷なことを....って思いますね。
これとは別に、仕事や結婚で永住権(グリーンカード)を取得してアメリカに長年住んでいる成人日本人が、後に自分の意志でアメリカ国籍を取得して二重国籍になっている人も実はたくさんいるのです。
※永住権取得から5年(米国市民と結婚している場合は3年)以上経過していれば市民権の申請ができます。
日本は重国籍を認めていません。日本の国籍法では、他国の国籍を取得した時点で自動的に日本国籍を喪失することになっています。が、実態は、本人が喪失届を提出しない限り国籍は喪失しません。中にはまじめに喪失届けを提出する人もいるようですが、実際にはほとんどの人が喪失届を提出をしないので事実上は両方の国籍を持ったままです。戸籍もそのまんま。
二つの国籍を持っていて問題なのは日本(←クリックすると国籍法について書かれたサンフランシスコ日本国総領事館のサイトが読めます)でのことで、アメリカでは重国籍を容認している(←クリックすると二重国籍について書かれたアメリカ大使館のサイトが読めます)ので、何の問題もないわけです。
出生により二重国籍になった人も、自分の意志でアメリカ国籍を取得した人も、日本側からどちらか選択しろ!!ってことになり、日本国籍を選択した場合でも、「外国の国籍の離脱に努めなければならない」という国籍法の条項はあるものの、”努力”を求めているだけで強制権はないのですね。日本政府と言えども、アメリカ国籍を剥奪することはできません。
だから、日本とアメリカ両方の国籍を持ったまんまの人は実はたくさん存在している訳です。
第十一条 日本国民は、自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍を失う。
第十四条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が二十歳に達する以前であるときは二十二歳に達するまでに、その時が二十歳に達した後であるときはその時から二年以内に、いずれかの国籍を選択しなければならない。
第十五条 法務大臣は、外国の国籍を有する日本国民で前条第一項に定める期限内に日本の国籍の選択をしないものに対して、書面により、国籍の選択をすべきことを催告することができる。
第十六条 選択の宣言をした日本国民は、外国の国籍の離脱に努めなければならない。
第十五条に関わることですが、あるブログによると『2008年国会記録によると法務大臣による催告等の罰則を適用した前例が無い』そうです。これからも適用される可能性は無いとは言いきれませんが。
こんなふうに、国籍法と実態が乖離している現状で、国籍選択制度の廃止&重国籍の容認という運動が起こるのも自然の成り行きっていうやつですね。
国際結婚を考える会の二重国籍容認を求めての国籍法請願運動についての記事はこちら
グローバル市民権ネットの重国籍容認を求める運動についての記事はこちら(2004年の国会に提出するための署名運動のものですが)
日本には重国籍を認めたら、外国人参政権を与えるより危険だ!!と運動している人もいれば、出生や結婚による重国籍を認めて欲しいと運動している国内外の日本人もいるのです。
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このショーは世界約50ヶ国から1,300以上の企業が参加する今年で37年目になる北アメリカ最大規模の高級食材・食品見本展示会で年4回開催されるそうです。そのでっかい年4回のショーの1回目は必ずサンフランシスコで開催されます。このサンフランシスコ ベイエリア一帯がどんなけグルメな地域かがよくわかりますね。
他の3ヶ所はワシントンD.C.、ニューヨーク、ロサンゼルスだそうです。
ジェトロ(JETRO/日本貿易振興機構)によると、日本食品の輸出先第2位(2010年の輸出実績:686億円)の米国市場へ販路開拓を目指す日本企業にとっては大変効果的な見本市とのことです。
今年も日本の企業がたくさん参加したようです。アメリカに駐在員がいるような大きな企業は単独で展示ブースを持っていますが、中小企業はジェトロ(JETRO/日本貿易振興機構)が設けたジャパンパビリオンの分割ブースで参加しています。
中小企業の海外ビジネス展開をサポートする業務の一環として、”日本産農林水産物・食品のさらなる輸出促進・販路拡大の支援を行っている” のだそうです。今年は東北の被災地からの参加も含め、30社ほどの中小企業が参加しました。
このジャパンパビリオンに参加した企業をいくつかご紹介します。
★株式会社マーマフーズ:岩手県花巻市からの参加。パンの代わりにご飯でごぼうなどの野菜が入ったおからのパテを挟んで醤油味で頂くライズバーガー。めちゃうま。
★株式会社 新丸正:静岡県焼津市からの参加。鰹節とカツオ出汁。鰹節を削る実演にはアメリカ人たちも立ち止まって見入っていました。え〜〜っ、魚のスープ??飲んだ瞬間、ベェ〜リ〜〜〜〜ッ グ〜〜〜〜ッド(笑)。
★かねさ株式会社:青森県青森市からの参加。味噌です。ミソペーストはみそ汁でアメリカでもみなさんご存知ですね。それが味噌チャップ(ケチャップのようなネーミング)という味噌で作ったディッピングソースになって、生野菜やフレンチフライにつけて食べます。
★カネショウ株式会社:青森県平川市からの参加。飲むリンゴ酢です。水で薄めた蜂蜜入りリンゴ酢に、酢を飲むのぉ〜〜とすごいびっくりした顔をする人たち、だまされたと思って飲んでみたら、すごいおいしい。リフレッシュされて疲れているときにいいって人気。実際、リンゴ酢は疲労の原因の乳酸を分解するんだそうです。
★宝来屋:福島県郡山市からの参加。麹屋さんの冷やし甘酒です。その昔、甘酒は冷やして夏に飲まれていたそうです。夏バテ防止に土用の日にうなぎを食べていたのは一部の上流階級の人たちで、一般の人は冷やし甘酒を飲む習慣があったそうです。
★株式会社ゼンヤクノー:鳥取県鳥取市からの参加。黒豆茶とタンポポコーヒー。黒豆茶をコーヒーかと思って飲んだらあまりの美味しさにうなってました。香ばしくて美味しいお茶です。
他にもたくさん。こちらをご覧下さい。→参加企業の紹介(英語ですが...)
さて、日本以外にどこの国のがあるのかぐる〜〜と歩いてみると、イタリアがすごい。とにかくすごい、ブースの規模が半端ではありません。10列くらいあって、各列には数社のブースが入っています。生ハムにオリーブにチーズにジェラードにパスタに....全部回ったらお腹いっぱいです。フランスブースも人気でした。母の御用達(笑)マリン フレンチ チーズ カンパニーも出品。とにかくモスコーンセンターは広すぎて全部回れない....。
日本の中小企業がんばってます。北アメリカへの販路拡大にぜひともがんばってもらいたいですよね。
ちなみにこの夏、7月17日〜19日はワシントンDCで開催される予定です。
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