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2012年6月11日月曜日

大豊作@びわ

昨年、一昨年と冷夏のためか、ビワが不作だったんですが、3年ぶりとなる今年は大豊作となりました。食べても食べても全く減りません。あっちこっち、ご近所さんに配り、日本語補習校へ持って行って、会う人会う人にお裾分けをし、友人たちにも来てもらって、いっしょにビワ狩りをしてお持ち帰りをしてもらい、もちろんその間に私たちも毎日これでもかというほど食べております。


それでもさばききれないので、ほかにどんな食べ方があるんだろうとググってみたところ、ビワのコンポートなるものがあるこを知り、早速作ってみました。冷やしてそのまま食べるか、ゼリーを作るかして食べると美味しいのだそうです。
【材料】
★白ワイン:1本(750ml)
★水:750ml
★砂糖:525g(オーガニック ケインシュガー)
★レモン汁:大さじ4
【作り方】
1. 材料を全て鍋に入れて、一煮立ちさせ、アルコールを飛ばします。
2. 皮をむいて、半分に切り、中の種をとって、実の内側の薄皮を取り、1.の鍋の中に入れます。
3. 10〜15分ほど煮て、煮沸消毒をした瓶に詰め、15分ほど煮沸してから自然に冷まします。
これでしばらくは保存できるようです。
何が大変だったかって、ビワの皮向き。何個むいたか覚えてません。軽く200ヶはあったような気がしますね。あ〜やっと終わったぁ〜と手を見たら、アクで指先や爪の間がこげ茶色になってました。
上の写真、今回使用した白ワイン、グレン エレンのシャルドネ。スーパーでセールしてました。なんと1本 3ドル98セント!
このワインを作っているワイナリーは Concannon Vineyard → こちら

残ったビワの種は捨ててはいけないそうですよ。ビワの種は薬として重宝されているそうです。聞くところによると、ビワの種にはアミグダリン(Amygdalin)というB17が豊富に含まれているそうです。梅、あんず、桃、ビワなどのバラ科植物の果実や種や葉に多く含まれているそうです。どう身体に良いのかって聞かれても医者じゃぁないから詳しく説明はできませんが、このアミグダリン(Amygdalin)ガンの治療薬として使われる事があるとか....。

そこでビワの種酒を作ってみました。
【材料】
★ビワの種
★焼酎 or ホワイトリカー
★氷砂糖
【作り方】
1. ビワの種を良く洗ってぬめりをとり、天日でよく乾燥させる。
2. 瓶に種、氷砂糖を入れ、焼酎 or ホワイトリカーを注ぎ、冷暗所に半年〜1年保存する。


私はビワの葉も良く利用します。ビワの葉の裏側にはうぶ毛のようなものがうっすらとあるので、水で流しながらブラシできれいに洗って、はさみで1cm幅に切り、煮だします。紅茶よりも赤みのあるお茶ができます。このビワ茶はけっこういけるんですよ。

どれだけ配って、どれだけ食べたかわかりませんが、ビワの木を見ると、まだ実がいっぱい。だんだん熟れてきて黄味も濃くなってきました。日本のビワは熟すとオレンジ色になりますが、こっちのビワはずっと黄色い。鳥に食べられる前に穫ってしまわないと......。
もう全身ビワの栄養が行き渡るほど食べていますが、ふと庭にあるプラムの木を見ると、青い実がたくさん生っていました。7月に入ったら、真っ赤になります。で、また毎日プラムばっかり食べないといけないのです(笑)。まぁ身体にいいわけだし....。

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