2012年4月22日日曜日

STAR テスト



日本から戻ってみたら、長男の高校ではSTAR テストが始まってました。
STAR テストとはCalifornia Standardized Testing and Reporting (STAR) の略ですが、California Department of Education というカリフォルニア州の文部科学省のようなところが実施している、カリフォルニア州統一学力テストみたいなものです。


カリフォルニア州では毎年2年生から11年生を対象に、年間カリキュラムが85%終了する前後10日間の間に実施しなくてはいけないテストらしいです。だいたいどこの学校も4月〜5月の間で2週間ほど実施しています。


さてテストの科目ですが、
2年生〜8年生は算数と国語(英語)。
4年生と7年生はライティングが追加。
5年生と8年生には理科が追加。
9年生〜11年生は数学と国語と理科。
8年生、10年生、11年生は社会科--歴史が追加。
といった具合にややこしいですが、学年によってテスト科目が追加されます。


数学や理科は、2年生〜6年生の場合は学年のレベルに合わせた内容のテストですが、8年生〜11年生はその生徒が選択している科目に合わせて受けるようです。
たとえば数学にはAlgebra(代数)、Geometry(幾何学)、Statistics(統計学)、Calculus(微積分)などがあり、それぞれに1とか2とかもあるわけで....。


理科も同様で、Earth Science(地球科学)、Biology(生物学)、Chemistry(化学)、Physics(物理学)とさまざまあるので。


テスト結果は夏休みに各家庭へ郵送されます。
評価は5段階
Advanced
Proficient
Basic
Below Basic
Far Below Basic
カリフォルニア州が目標としているレベルはProficient〜Advancedです。
テストスコアがグラフになっていて、自分の子供の棒グラフの先端がAdvancedのラインより上にあると親としてはホッと胸を撫で下ろすのです(笑)。


裏面には細かい説明と解説付き。例えば、国語(英語)だと、読解力は何%とか、語彙力は何%とか、文章構成力は何%などなど、各教科に項目がいろいろあって、それぞれの出来具合がパーセント表示されています。自分の強みや弱みが一目瞭然。


このテストのスコアは生徒の成績には一切影響しません。これは正に、厳しぃ〜〜くカリフォルニア州内の学校の評価をするものです。


学校からしてみたらすごい緊張のテストなんですよ。
カリフォルニア州の学校格付けテストですからね(笑)。
学校が州から受けられる予算にも、もろに影響するらしいですよ。それだけではありません。
校長や先生方の首がかかっていると言っても過言ではありません。悪いスコアが続くと、校長や先生の入れ替えどころか、学校の統廃合もあります。


学校だけの問題ではありませんよ。スコアの良い学校がある地域の住宅価格も上がります。不動産価格に大いなる影響を与える最強のテストなわけです。親も必死。


実際、就学年齢の子供を持つ家庭がこの結果を参考に学区を選んで引っ越したりしてますからね。


良い学校のある住宅は高い。高級住宅地の学校は優秀という構図ができあがっています。
優秀な学校のある学区=高級住宅地


STAR テストのある1ヶ月前あたりから学校からしょっちゅうメールが来ます。早く寝て万全の体調を整えるようにとか。またテスト中のリフレッシュメントとしてカットフルーツやクッキーや飲み物のクラスへの差し入れをする保護者ボランティアも募集されます。すごいですよ。


ちなみにですね....、噂ですよ、う・わ・さ。英語が母国語でない生徒がたくさんいるとか、ちょっと成績が振るわない生徒がたくさんいるとか....。テストの日は急きょ遠足に連れて行く学校もあるって聞いたことがあります。
もう学校は必死です。


来週から次男の中学で始まります。

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