以前このブログでもご紹介した、物理学者の村山斉さん。日本の宇宙や素粒子に関する記事やニュース、テレビ番組には必ずと言っていいほど登場する、カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)の教授でもあり、東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の初代機構長でもあります。
その村山斉さんが、ちょっと前になりますが1月に 宇宙になぜ我々が存在するのか という本を出しました。
物理学なんて、ましてやあの見ただけでアウトな公式なんてちっともわからない一般の人々にも理解しやすくていねいに説明してくれているので読みやすいです。この本を読んで、宇宙や物理学にちょっと興味を持てるようになる人がでてくるかも。
村山斉さんの本を読むと、たくさんの種類の素粒子がでてきます。カタカナの名前がたくさんあって、覚えるのはまず無理(笑)。最初の3つ4つぐらいならなんとか、それ以上は...。でも、
反物質・ニュートリノ・ヒッグス粒子・クォーク・ダークマター
といったこれらのキーワードさえしっかりと掴んでると、だいたい読んでて分かってきます(笑)。物理学を面白く読める本としておすすめですね。村山斉さん自らこの本の解説をしている動画がアップされているのでどうぞ。
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