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2012年9月16日日曜日
先生の弟さんが....@アメリカ領事館襲撃/ベンガジ in リビア
すごいニュースになっておりますが、”Innocence of Muslims” という反イスラム映画に対する抗議でリビアのベンガジのアメリカ領事館がロケット弾の攻撃を受け、大使と3名の職員の4名がお亡くなりなりました。
それで、亡くなった3名の職員の中のお一人が、Glen Dohertyという方なんですが、なんと長男が教わっている先生の弟さんで、学校やご近所が騒然としております。
先生の亡くなった弟さんは領事館の警備担当職員とのことなんですが、なんと US Navy SEALs (アメリカ海軍特殊部隊)だそうで.....。シールズと言えば、アメリカ海軍(US Navy)の the best of the best (エリート中のエリート)ですよね。
その先生には2週間ほど前に高校のバック トゥー スクール ナイトでお目にかかって授業の説明を聞いたところです。
それにしても、こんなにすごい弟さんがいたとは....。
まだ42歳で小さいお子さんが4人いるって長男が言ってたけど.....。悲しすぎます。
そして、お亡くなりになった大使のChristopher Stevensさんは4ヶ月前に就任したばっかりだそうです。ベイエリアのお方で、UC バークレーの卒業生。お母さんはサンラファエルにあるマリン シンフォニーのチェリストだったそうです。
ベンガジ出身のダンナの友人が、”本当に申し訳ない、なんてばかなことをするんだろう” って嘆いているし。
ここ数日、TVで見るニュースがやけに身近で怖いです。よりによって9月11日。
今や中東・北アフリカだけでなく、南・東南アジアのイスラム圏の国々にまで、抗議行動広がっているようですね。
イスラム教では偶像崇拝は禁止されています。だから教祖のムハンマドを映像化するなど言語道断な訳です。その上、ムハンマドを中傷するようなすごい描写。
この映画を作った人はユダヤ系アメリカ人で、ユダヤ系の人々から資金調達して制作した13分ほどの映画を、アメリカ在住のエジプト出身のキリスト教系の男性がYouTubeに流したためにこのような騒ぎとなったわけです。
アメリカに住んでいるユダヤ系の人達や、エジプトの反イスラムのキリスト教の人達のイスラム教への宗教対立が起こしたことで、アメリカ政府とは一切関係はないのですが。もともと反米感情を抱いていたところに油を注いでしまったわけです。
お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りします。
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