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2011年12月15日木曜日

忠臣蔵

12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日でしたね。”でしたね” なんて言われても知らない人は知りませんよね(笑)。赤穂市に比較的近い神戸出身なので、子供の頃から12月14日には討ち入りそばを食べる習慣がありました。ついでに忠臣蔵の映画も必ず放送されるので、いやでも12月14日が何の日か覚えてしまいます。


で、なんでそばを食べる訳?という疑問にお答えします(笑)。
赤穂浪士達が吉良邸へ討ち入りをする当日の夜、そば屋の二階で身支度を整え、そばを食べて討ち入りに向かったという話からそうなっているようです。
私が子供の頃、当日は周辺のそば屋の入り口には『討ち入りそば』と書かれた張り紙が貼られていました。
というわけで、12月14日になったらそばを食べないと落ち着かないのです。だから今でもずっと食べてます。そう、アメリカに引っ越してきても.....この11年間食べてます(笑)
シンプルなきざみそばです。ねぎと油揚げを細く切ったのがのっかっているやつ。


そして映画とかもネットで探して見てます(笑)
古い世代(笑)の日本人はたいてこの忠臣蔵の話は好きな方が多いですよね。忠義な家臣たちの涙涙のお話......。
時代劇ファンの私にとって、忠臣蔵にかぎらず、こういった史実を元にした時代劇をドラマや映画で見るときに、アメリカ人のダンナと一緒に見たり、話ができないのがとっても残念なのです。うちのダンナは結構な日本通ですが、それでも時代劇系は難しいだろうと思います。


私の友人(日本人)のダンナ(アメリカ人)に一人すごいのがいます。高校の日本史の教科書を見ながら一緒に語れるくらい日本史にやたら詳しいのが....。筋金入りの日本史通だと思います。
一昨年だったか、一緒にこたつでぜんざいを食べながら、南北朝時代について熱く語り合ったことがあります(笑)川 ̄ー ̄;A"
南北朝って日本人でもけっこうあやふやですよ。ややこしいもん。それを、アメリカ人でありながら後醍醐天皇だの楠木正成だの、足利尊氏だの語れる人そうはいません。


で、話を元にもどしますが.....、忠臣蔵ですが、たまたまネットで調べてみたらいろいろ英訳されてました。The Loyal 47 Roninとか、The Tale of 47 Roninとか、The 47 Roninなど。その上、英語の本やDVDまであった.....。へぇ〜けっこう有名なんだ....と、ちょっと驚きでしたね。
それでダンナに話してみたら、
あ、知ってるよ、47人の侍の話でしょ 川 ̄ー ̄;A"
結婚して17年目にして初めて知った事実。それもずっと一緒に討ち入りそばを食べていたにも関わらず.....。今までChushinguraなんて知らないよねぇと思っていた私が悪かったのですが....。


そしたら、ハリウッド映画『47 Ronin』というのが来年12月に公開予定だとか。
主演がキアヌ・リーブス。いったいどんな怪しい映画なんだろうと不安。キャストを見ると、真田広之の名前があるではありませんか。これでハリウッドの怪しい侍映画にはならないと安心しました(笑)

2 件のコメント:

  1. さくさくです。先日は詳しいアドバイスありがとうございました。息子と主人に読んで聞かせました。カウンセラーより、塾の先生よりすげーと感心していました。長男は高校3年、今通っている高校が大学の付属高校のため英語を学びたい事を話すと、どうしても系列の大学をすすめられます。実際、他県に国際関係学部があり三年時には一年間留学をします。しかし、学生がまとまって留学し一年でどれだけのことを学べるのかと息子と話しました。実際に今の日本の学生は留学離れで、まじめに勉強をして、安定した仕事につくことを目標にしている学生が多いとききます。無難に・・・と。
    自立して大変な思いをしながら頑張ってみたいという息子の
    気持を尊重したいと思うのです。
    それにしても、先ず勉強ですね。具体的なアドバイスを参考に早速やってみるそうです。

    小鳥、本当にさみしげな眼でかわいそうでしたね。
    うちも同じような経験が何度もあります。
    やさしいお子さんに育っているようすが伝わります。

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  2. さくさくさま
    日本の大学をちゃんと卒業して、アメリカの大学院を卒業すると、日本でもアメリカでもまた他の国でも仕事ができます。
    しかし、アメリカの大学に4年間行ってしまって、日本に戻ると日本の社会人としてというか会社でかなり難しい。日本人としては高校生までの経験と知識で止まってしまっているのと、妙にアメリカナイズされてしまっているからです。そのまま大学院までアメリカに行ってこっちで就職するなら別です。
    まず、将来どこで仕事をしたいかをよく考えて学校を日本かアメリカか、また両方かを考えていると失敗しないように思います。

    ESLなどの語学留学の場合、たいていは時間と資金に限界があります。アメリカに行ったら英語がうまくなるだろうという考えは捨てた方が良いです。なりません。アメリカで必死で勉強したら上手くはなります。
    アメリカで限られた時間と資金で効率よく、大学で勉強ができるほどのアカデミックなレベルの英語のを習得をするには、まず、日本で勉強できることは全てやっておくことです。アメリカの語学留学ではブラッシュアップをするつもりで来た方が良いです。

    将来アメリカの大学あるいは大学院に留学するため、大学の授業がどんな風に行われいるのか、課題やテストはどんな風にしないといけないのか、勉強方法などの予行演習だと思った方が良いです。ESLの授業を受けながら、時間に余裕があれば、ためしに学部の授業を一つ受けてみるのもいい勉強になります。

    私はこっちで2年大学に通ってみて....、人生でこんなに勉強したことはないというくらい勉強させられました。本当にすごい勉強量ですよ。読書量も半端ではありません。それから課題やテストなんてエッセーだらけです。日本の大学が今はどんなのかはわかりませんが、私の経験からすると比ではないです。授業を1回でも休もうものならとんでもないことになります。
    おかげで私は2年間、一回も休みませんでした。と言うより休めませんでした(笑)

    ”英語ができる”というより、”英語で何ができる”というのが価値があるんだと思います。アメリカの大学で英語で何を勉強するのか目標をしっかり持っていると失敗しないんじゃないかなと個人的には思います。
    がんばって下さい。

    あっ、私が教わったリーディングのコツをひとつ。
    テストとか課題などの読解のプリントを読んでいる時、読んだ後にすごい量の質問と最後にエッセーなんてのもあります。なのに、量が多すぎて読み返す時間なんてほとんどないです。だから読むチャンスは1回と思った方がいいです(笑)なので、読んでいる最中に、パラグラフごとにアノテーション(annotation)をします。
    1)各パラグラフの最初の文章はトピックセンテンス(そのパラグラフに書かれている内容を一言でまとめたもの)になっているので、そこには下線をひいておく。
    第一パラグラフ、各パラグラフのトピックセンテンス、最終パラグラフを読むだけでも、全体がつかめます。しっかり目にとめておくところがどこかがわかっていれば、どんなに大量の読解文章がでてきても全くひるむことなくできます。

    2)各パラグラフを読んでいてキーワードだと思う単語を隣の余白に書き出します。

    設問に答えたり、エッセーを書いたりする時に、このトピックセンテンスと書き出したキーワードを見ながら、パラフレーズをして回答すれば問題なしです。

    勉強がんばって下さい。

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