サンラファエル

サンラファエル（San Rafael）はマリン カウンティの郡庁所在地です。
その昔コーストミウォーク（Coast Miwok）というアメリカンインディアンの大きな集落があったそうです。そして1817年にはミッション（Mission）が建てられました。ミッションはダウンタウンのど真ん中にあります。

郡庁舎はダウンタウンからさらに北にあります。

建物はあの有名な建築家フランク・ロイド・ライト（Frank Lloyd Wright）の設計です。

郡庁舎

このシビックセンター（郡庁舎）の周囲には広い公園や池やコンサートホールがあって市民の憩いの場になっています。


郡庁舎の横にマリンセンター（Marin Center）という円形のコンサートホールがあります。これもライトの設計です。


あの佐渡ヶ島の和太鼓グループ『鼓童』も一年おきにここでコンサートをしています。なぜか毎回行ってます....。


アラフィフ以上にファンが多いと思うのですが、ピーター・フランプトン（Peter Frampton）のアルバム ”Frampton Comes Alive” には、1975年にここでやったライブもおさめられているそうです。高校生の頃、このレコードすり切れるほど聞きました。

ポップコーンの美味しさを初めて体験できます

また、毎週日曜日にはシビックセンターの駐車場が、木曜日にはマリンセンターの駐車場がファーマーズ マーケットになります。
時間は両方午前8時〜午後1時です。マリン オーガニックの出番です（笑）。


ここのファーマーズ マーケットは大規模で、遠方からもたくさんの人が来ます。ここで販売されているポップコーンは信じられないほど美味しく、いつも長い行列が出来ています。


イベントもありますよ。毎年6月の終わりから7月の始めにかけてマリン カウンティフェア（Marin County Fair）が開催されます。子供も大人も楽しめます。特に花火大会は見ものです。


サンラファエルはジョージ・ルーカスのお陰で映画産業の町として知られるようになりました。
『THX 1138』（1970年）という映画はライト設計のシビックセンターで撮影され、その後、『アメリカン グラフィティ』（American Graffiti/1972年）はサンラファエルのダウンタウンでも撮影されています。そして、ILM（Industrial Light & Magic/現在はサンフランシスコへ移転）、Kerner Studios、Skywalker Ranchなど映画を制作する会社やスタジオができました。


ラファエルフィルムセンター（Rafael Film Center）という映画館がダウンタウンのメインストリートにあり、その設立のためにジョージルーカスも多額の寄付をしています。内装が奇麗です。この映画館の特色はメジャーでない映画を上映するということで、世界中の掘り出し物の映画が観賞できます。


サンラファエルは大きな市なのでグルメな所はたくさんありますが、おいしいと聞く所はというと
★Sol Food Puerto Rican Cuisine　（プエルトリコ料理、いつも行列です）
★ll Davide Restaurant　（イタリア料理）
★Phyllis' Giant Burgers　でっかいハンバーガーとフライドポテトとミルクシェイク美味しいです


非法人コミュニティーがいくつかあります。
Lucas Valley-Marinwood
Las gallinas
Santa Venetia
Terra Linda

マウントタムです

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