2013年5月31日金曜日

びわの収穫

例年だと6月半ばに入ってから食べごろになるびわなんですが、今年は5月中旬あたりから熟れ始め、鳥やたぬきやリスに狙われて大変なんで、早めに収穫してしまいました。ついでにすごく茂っている枝も取り払ってすっき。
この3年ほど不作続きで、今年もこれだけ。4〜5年前までは毎年大豊作でこれの3〜4倍くらいの実が生ったんですよ。
で、下の写真のびわ、これが一番でっかくて奇麗。ちょうど木のてっぺんあたりに生ってました。
すでに木熟れの実は食べられますが、やっぱりまだ早いのがあって、ちょっと緑色。まぁ、それは窓辺に置いて、1週間ほどお日様に当てておけば、柔らかくて甘いびわになります。

昨年は食べきれない分をコンポートにしたんですが、手間がすごい。今年はやめですね、そこまで豆ではない私....(笑)。

毎年毎年、びわを食べたあとのの処分に悩んでます。聞くところによると、生薬としてすごく重宝されるとか、でも自分では作れないし、売るったってねぇ。チャイナタウンですか?

昨年はとりあえず、焼酎に浸けてみたんだけど、味見する勇気なし(笑)。
葉っぱは、時々煎じてびわ茶にして飲んでみたりしてます。身体にいいよって言われたことはとりあえずやってみる....、年だなぁ....。

さて、これからお日様にあてるびわと、すでに熟れていて食べれそうなびわを選り分けて。ご近所さんに配ります.....。

2013年5月30日木曜日

大学生が卒業時に抱えている負債の多さにびっくり

ニューヨークタイムズ紙に掲載されたコロンビア大学教授のジョセフ・スティグリッツ氏の寄稿を読んで、我家も含め、ますます落ち込む、子供を持つアメリカの親たち。

その記事には、ニューヨーク連邦準備銀行の調査によると、大学4年生の13%の学生は5万ドル(500万円)以上の学資ローンを抱え、10万ドル(1千万円)越えの学生も全体の4%ほどはいるらしいです。平均すれば、一人3万ドル近い借金を抱えて卒業するんだそうです。そして、卒業後も30%以上の人が返済遅延しているそうです。

私の友人の姪御さんは2〜3年前に大学を卒業し、めでたく就職したのですが、彼女が卒業時に抱えていた学資ローンの負債額は8万ドル。1ドル100円換算で800万円。

なんでそんなに金がかかるんだ、ということで公立大学と私立大学の費用の例をあげてみました。ここに載せている費用はこの9月から入学する新入生対象のものです。
ちなみにこの金額は4年生大学の1年間にかかる費用です。
なのでこれの4倍かかるということです。でも、4年で卒業するとはかぎりませんので.....。
各表はクリックすると拡大表示されます。

公立大学:カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)

カリフォルニア州在住の学生で大学の寮に入った場合。
寮費等:$14,232
食費:$948
教科書等:$1,226
個人費用:$1,430
交通費:$606
健康保険:$2,134
学費:$12,946
合計:$33,522

カリフォルニア州外からの学生で大学の寮に入った場合。
合計:$56,400









公立大学:サンノゼ州立大学(San Jose State University)
カリフォルニア州在住の学生で大学の寮に入った場合。
寮費&食費:$12,404
教科書等:$1,789
個人費用:$1,337
交通費:$1,390
学費:$7,303
合計:$24,223
※州外からの学生の場合はこれに$15,000ほど上乗せだと思いますよ。

私立大学:スタンフォード大学
学費:$42,690
寮費&食費:$13,166
教科書等:$1,500
個人費用等:$2,400
オリエンテーション費:$438
健康保険:$555
合計:$60,749

私立大学:ハーバード大学
学費:$37,576
健康保険:$930
学生サービズ費:$2,360
寮費:$8,366
食費:$5,264
個人費用等:$3,454
旅費等:$0〜5,000
合計:$57,950〜$62,950


私立大学:マサチューセッツ工科大学(MIT)
合計$57,010のうち、学費は$42,050


こういった大学の費用は、
  1. 親が払う
  2. 奨学金
  3. ファイナンシャル エイド
  4. 学資ローン
といろいろと組み合わせて、なるべく自腹を切らないようにみなさん苦労されているわけです。特に大学1年生の場合は高校時代の成績で奨学金などがもらえますが、2年生からは大学での成績になるんで、かなり頑張らないと、もらえない可能性だってあるわけです。

大学からの奨学金の他に、奨学金制度を設けてる民間企業はたくさんあるんですが、聞けば、みんな20通とか30通の申請書をありとあらゆる民間企業の奨学金制度に送っているそうです。それで3つか4つ引っかかったらラッキーなんだそうです。
この民間企業の奨学金の額は$1,000くらいから上は$30,000ってのあるらしいですが、一般的には小額。だからかき集め作戦なんだそうです。毎年毎年何十通もの申請書を作成して送るなんて.....、話を聞いただけで気が遠くなります。

裕福な家庭で全額親が支払える場合、成績が超優秀で多額の奨学金が出る場合、スポーツ・音楽などの才能があってこれまた多額の奨学金が出る場合を除いては、ほとんどの家庭が、いろいろ組み合わせて、支払っているわけですが、平均すると、費用全体の40%を学資ローンで工面しているということです。で、最初に書いたような多額の負債を抱えて卒業するわけです。

頭痛いですねぇ。

2013年5月27日月曜日

ドナー パス ハイキング@ドナーレイク その2

グレート サミット トンネル@ドナーレイク その1 の続きです。

グレート サミット トンネルを後にしてその周辺のドナー パス(Donner Pass/峠)を散策。ここはシエラネバダ山脈の一部ですからね、標高2,151mもあるし、散策と言うにはあまりにも険しかったけど....。

ちなみに、シエラネバダ山脈というのは、カリフォルニア州の東部を縦貫する全長650kmにもおよぶ山脈で、最高峰標高4,418mのホイットニー山で、ヨセミテ国立公園もこの山脈の一部です
ロッキー山脈よりも高くって、昔は西部進出への大きな妨げとなっていました。だからドナー隊の悲劇が起こったわけです。


さて、この日、5月中旬で暖かで、雪渓が美しかったです。下山する体力を温存するため、頂上までは登らず、このあたりでちょろちょろとハイキング。高い木も生えてはいるのですが、荒い天候のため、あちこちの岩場からは盆栽のように背が低い木々も。
岩の苔も奇麗です
後ろを振り向くと、向こう側にも山々が....。まるで絵のような絶景。あの向こう側に見える山は2,776mのキャッスル ピーク(Castle Peak)で、スキー リゾートがあります。→Boreal Ridge Ski Area
とっても珍しい岩が....花崗岩(御影石)の間の白い筋は水晶だそうです。

この辺りにはWashoe(Wa She Shuという部族のインディアンの遺跡があります。カリフォルニア州とネバダ州の境界のグレート ベイスン(Great Basinとよばれている地域には6,000年前からこのワショー(Washoe)という先住民が住んでいます。
Washoe(Wa She Shu)とは、彼らの言語でPeople from hereという意味があるのだそうです。
このドナー パスを散策していると、何千年も昔のWashoe(Wa She Shu)たちが残した、ペトログリフとよばれる岩面彫刻を見ることができます。その1でも書きましたが、トンネル工事に難儀したほどの硬い花崗岩(御影石)に6,000年前のインディアン達が絵を刻んでいるわけです。

どんなシンボルが彫刻されているかを説明したパネルががあるのですが意味不明。現在の研究でもそれぞれのシンボルの意味が解明できていないそうです。Washoe(Wa She Shu)の子孫達も分からないわけですから。どう見ても宇宙人の暗号のような気がするんですけど.....。

現在は、カリフォルニア州とネバダ州にある保護地区に約1,000人ほどのWashoe(Wa She Shu)が居住しているそうです。

【関連記事のリンク】
ドナー隊の悲劇
スコーバレーとバケーションハウス
ドナーレイク
ドナーレイク@夏休み
夏休み恒例のドナーレイク@今年はラフティング
グレート サミット トンネル@ドナーレイク その1


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2013年5月25日土曜日

学費に使うな!弁護士費用に使え!??


インテルが主催する高校生を対象とした科学コンテスト
が先日アリゾナ州で開催され、予選を勝ち抜いた1,500名もの世界中の優秀な頭脳をもった高校生達が参加しました。

で、カリフォルニア州サラトガ市の18才の高校4年生の女の子が、
携帯電話のバッテリーをたった30秒で充電できる装置” 
の開発で入賞し5万ドルの賞金を手にし、地元サンフランシスコ ベイエリアではすごいニュースになりました。

彼女が住むサラトガ市は、サンタクララ郡にあり、一例をあげると....、アップル本社があるクパチーノ市、インテル本社があるサンタクララ市、グーグル本社があるマウンテンビュー市、フェイスブックの本社があるメンローパーク市、で、彼女が通っている高校があるサンノゼ市などがある郡で、つまり シリコンバレーのど真ん中です。学校でいうと、サンフランシスコ ベイエリアの優秀校が集まっているエリアでもあります。

このエリアは、シリコンバレーなわけで、日本の企業もたくさんあるので日本人がたくさん住んでいます。また、人口比率で言うと、アジア系が白人を上回っているんですよね。
アジア人がたくさん住んでいる地域の学区はレベルが高いのです。これまではそれが中国系でした。ところが近年、インド人の技術者が集まっていて、すごいらしいです。これら技術系インド人の人々が学区のレベルをあげているといっても過言ではないということです。

中国系の場合は移民が多数なので、中国系アメリカ人なわけですが、インド人の場合、インドから就労ビザでやって来た優秀な技術者がほとんど。今日、アメリカで就労ビザをとろうなんて至難の業ですから、それでも就労ビザがとれてしまうとうことは、よほど優秀な工科大学出の、優秀な人達がどっとシリコンバレーに集まってきているってことなんでしょうね。
学校によっては、ここはアメリカか?と思うほど、アジア人とインド人ばっかりというところもあるそうです。
で、この賞をとった18才の女の子もインド人ですね。やっぱりなぁ〜。

で、ですね、サンフランシスコ ベイエリアでは、この賞をとったということ以上に盛り上がっていることが....。
 もらった5万ドル(約500万円)の賞金は、この秋に進学予定の大学の学費とこれからの研究費に使う” っていう受賞後のインタビューで、彼女が言ったことにかなりの反響がありました。

あ、そうそう、彼女が進学する大学はハーバード大学なわけですが、カリフォルニアから東の端っこのハーバードへ行くとなると、学費や寮費やもろもろ込みでその賞金5万ドルは1年分にちょっと足りないかも....っていう金額です。
まぁ、彼女のような優秀な学生の場合はもちろん奨学金がでるでしょうから、4年間無料で行けちゃうかもしれません。

あ、話がそれました。それで、巷の人々が口々に言うことには、
”その5万ドルを学費に使うんじゃない!それを握って今すぐパテント ローヤーのところへ行け!それから、そのローヤーと一緒にインベスターのところへ行くんだ!”

パテントローヤー(Patent Lawyer)とは、直訳すると特許弁護士。インベスター(Investor)とは投資家のことですね。つまり、その開発した技術の特許を取得しビジネス化しろって言ってるんですよ。
とまぁ、なんともシリコンバレーらしいというか....。でもその通りだと思います(笑)。

2013年5月24日金曜日

しっとりもちもちパンケーキ

今、日本ではパンケーキが流行っているそうですね。雑誌を見てびっくりしました。例により、また ”アメリカで人気の!” ですよ。日本の雑誌やテレビで ”アメリカで人気の” というのを見るたびに、こっちに住んでいる日本人は、アメリカのどこで流行ってるんだろう....といつも????なわけです。今度からアメリカのどこで流行っているかちゃんと書いて下さいね、雑誌社の方....。

それにしても、生クリームやフルーツなどがこんもりと盛られているとはいえ、パンケーキに2,000円も払うんですか? それとも私の金銭感覚が、すっかり普通のアメリカ人になってしまったのでしょうか....。

ということで、久々に息子達の朝食にアメリカン スタイルのパンケーキを焼いてみました。日本で子供のころから食べ慣れているホットケーキは、どちらかというとふっくらパサパサ。こっちのパンケーキはペラペラで薄いけど、しっとりもちもち。

【材料】
例によってアメリカ流、粉類はグラムではなくカップです。ちなみにアメリカの計量カップは250mlです。これでどれぐらいできるかというとですね、上の写真は直径15cmほどのパンケーキが5まいです。これが4人分作れます(笑)。
  1. 小麦粉:2カップ
  2. ベーキングパウダー:小さじ2
  3. ベーキングソーダ:小さじ1
  4. 塩:小さじ1/2
  5. 砂糖:大さじ3
  6. 卵:2ヶ
  7. バターミルク:3カップ
  8. 溶かしバター:大さじ4
  9. メープルシロップ&バター

さて、このアメリカン スタイルのパンケーキのしっとりもちもちの理由は、たぶんバターミルクなんだろうなぁと思います。バターミルクってなんだろうという方のために→こちら

上の写真、クローバーの脂肪1%のバターミルク1リットル入りで$1.78でした。
容器にCulturedと書かれていますが、このバターミルクは培養バターミルクってことです。クローバーというブランドは前にこのブログでも紹介しましたね→こちら

ところで、日本ではバターミルクは売られてませんよね。自分で作るしかない...。でも粉末のバターミルクが販売されているそうです。でも高い....、だから日本のパンケーキは高いのか...(笑)。
よつ葉北海道バターミルクパウダー(1kg)

【作り方】
1〜8を全部まぜて焼くだけ。

バターをぬって、メープルシロップをかけて、粉砂糖をふりかけて....。
ブルーベリーを生地に混ぜたり、上にぬるバターにオレンジ ゼストを加えたり、いろいろトッピングしたり、粉砂糖をふりかけたりと、気が向いたらいろいろやりましょう。
本当にしっとりもちもちでおいしいです。


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2013年5月23日木曜日

ゴールデン スーパー ボウルはゴールデン ステイトで

つい先日、サンフランシスコ49'sの新しいホーム スタジアムの命名権をリーバイスが220ミリオン ダラーで買ったって書いたところですが、やっぱり決まりました。記念すべき
第50回 2016年 スーパーボウルの開催地
リーバイス スタジアム

この記念すべき50回目のスーパーボウル開催地には3つのスタジアムが名乗りを上げていました。
ヒューストン テキサンズのホームスタジアム:リライアント スタジアム→こちら
マイアミ ドルフィンズのホームスタジアム:サン ライフ スタジアム→こちら
サンフランシスコ49’sのホームスタジアム:リーバイス スタジアム→こちら

翌年の2017年の開催地にヒューストンが選ばれました。サン ライフ スタジアムは大規模な改修をして開催地にと思っていたらしいのですが、改修工事のための予算が通らな方ったそうでお気の毒でした。

このところのサンフランシスコ ベイエリアと言えば、2016年開催の夏季オリンピックの開催地に名乗りを上げたけど、それがかなわず、がっくり....
その後、今年のアメリカズカップの開催地になり、ちょっと盛り返して
MLBでサンフランシスコ ジャイアンツが優勝してかなり元気になったところへ
今年、ルイジアナ州ニューオーリンズメルセデス ベンツ スーパードームで開催された第47回のスーパーボウルにサンフランシスコ49’sが18年ぶりに出場して大盛り上がり。
さらに、MBLではサンフランシスコ ジャイアンツが優勝したんでNFLで49’sが優勝してダブル優勝!!なんてすごい期待で盛り上がりも頂点に達しておりました。
それが、ボルチモア レイブンズに負けて、しかも34vs31というかなり悔しい負け方をしたもんだから
サンフランシスコ ベイエリアはホントにガックリきてたんですよ
そこへ、2016年の記念すべき50回目のスーパーボウルの開催地に決まり、また元気を盛り返して来たサンフランシスコ ベイエリアです(笑)。

たぶん、オリンピックより盛り上がると思います。

余談ですが、今年のスーパー ボウルは、”サンフランシスコ49’sが18年ぶりの出場でSFジャイアンツと並んでダブル優勝ができるか” ということよりも、”出場している両チームのコーチが兄弟” だっていうことの方がすごいニュースでした。その上、49’sのコーチのジム・ハーボーの息子は、ジムのお兄さんのジョン・ハーボーがコーチをしている対戦相手のボルチモア レーベンスのコーチのインターンとして修行中で、兄弟&親子対決でした。この兄弟のお父さんは大学フットボールのコーチを長年やっていた人で、もう自慢の息子と孫でしょうね。

ま、私はあんまりアメリカン フットボール ファンではないんで、49’sの選手と言えば、スティーブ・ヤングジョー・モンタナしか知らない....古過ぎですかね。


さて、前回スーパーボウルが北カリフォルニアで開催されたのは1985年のスタンフォード スタジアムだったそうで、実に31年ぶりになります。

50周年と言えば、結婚で言うと金婚式にあたるわけで、このスーパーボウルも、Golden Super Bowl(ゴールデン スーパー ボウル)なわけです。
サンフランシスコ周辺のゴールド ラッシュで有名なカリフォルニア州のニックネームはGolden State(ゴールデン ステイト)ってことで、キャッチフレーズは
Golden Super Bowl in Golden State
で決まりですね。

これ、すごいビジネス チャンスですよね。リーバイスやるなぁと感心します。幸運の女神をしょってますね。220ミリオン ダラーの命名権でジーパンが値上がりするんじゃないかと心配していたリーバイスしか履かないダンナと長男は、これで値上げをせずに済むかもって喜んでます(笑)。

50th Golden Super Bowlのロゴ刺繍入りリーバイスのジーンズが発売されたら買うかも....。

2013年5月21日火曜日

グレート サミット トンネル@ドナー レイク その1

トラッキードナーレイクへ、またまた行ってきました。
今回は次男のカヤッキングだけでなく、ドナー パス(Donner Pass)周辺のハイキングと史跡巡り。日本語で言うと、ドナー峠ってことになるんでしょうか.....。ここには1869年から1993年まで鉄道が通っていました。そしてこの場所は1846年にドナー隊が遭難した場所でもあるんですね。ということで。まずは、歴史のお話から.....。

1863年、カリフォルニア セントラル パシフィック鉄道(Central Pacific Railroad of California)がカリフォルニア州サクラメント市から、ユニオン パシフィック鉄道(Union Pacific Railroad)がネブラスカ州のオマハ市から鉄道工事を開始します。

その工事は困難を極めたそうです。なんたって、カリフォルニア側からはシエラネバダ山脈(標高4,421m)中の降雪量の平均が11m標高2,100メートル地点の越えの工事で、ネブラスカ側からはロッキー山脈越えの工事ということで、鉄道を開通させるのに15のトンネルを掘らなくてはいけませんでした。

この工事には実に12,000人もの労働者がかかわったのですが、セントラル パシフィック鉄道側の労働者の90%が中国人移民だったそうです。ユニオン パシフィック鉄道側の労働者はアイルランドからの移民が大半でしたが、インディアンからの攻撃から労働者を守るために南北戦争の軍人も参加したそうです。っていうか、南北戦争があったのは1861年〜1865年ですから、その真っ最中に鉄道工事をやってた訳です。

そして、1869年5月10日、ユタ州プロモントリー(Promontory Summit, Utah)で二つの鉄道がつながり、全長2,859.66kmのアメリカ合衆国初の大陸横断鉄道が開通します。
これにより西部開拓時代が始まったわけです。
Central Pacific Railroad of Californiaのサイトより
開通の記念式典で線路に打たれたのがゴールデン スパイク(黄金の犬釘)と言われているもので、金製の側面に鉄道会社の役員名が刻まれた釘です。オリジナルのゴールデン スパイクは現在、スタンフォード大学に展示されています。なぜかというと、セントラルパシフィック鉄道の創業者リーランド・スタンフォード氏はカリフォルニア州知事でもあった人で、上院議員でもあった人で、スタンフォード大学の創設者でもある人で.......、だからです。
ちなみに、リーランド・スタンフォードはニューヨークからサクラメントへ移住し、ゴールドラッシュ時に雑貨商で財を成した人です。
開通式でゴールデン スパイクを打っているのが
リーランド・スタンフォード
スタンフォード大学に展示されている
ゴールデン スパイク
鉄道会社の役員の名前が刻まれています
それで、ユタ州プロモントリー サミット(Promontory Summit, Utah)のこの場所は国定史跡(National Historic Siteに指定されており、ゴールデンス パイク ナショナル パークとなっています。今でも毎年5月10日には記念式典が行われるそうです。

説明が随分と長くなってしまいましたが、私たちはドナー パス(Donner Pass)のハイキングをしながら、15あるトンネルのうちの6、7、8番トンネルのシエラ ネバダ グレート サミット トンネル(Great Summit Tunnel of the Sierra Nevada) に行きました。
で、このドナー サミット トンネルでの工事は500mにも及ぶ花崗岩の層にトンネルを掘らないといけなかった難工事だったそうです花崗岩でできた固い岩盤はこの大陸横断鉄道工事の大きな障害となり、トンネル工事で使用したニトログリセリンの爆薬によって多くの犠牲者を出しました。それでも一日に数インチしか掘り進むことができなかったそうです。

また、雪が多い場所でもありブリザードも多いので全長64kmにも及ぶ雪崩よけも設置されています。

このブログでも書きましたが、ここは、あの1846年にドナー隊が遭難したところです。この鉄道が通ったおかげで、二度とあのような悲劇が起こらなくなったというわけですね。
この難所での工事を不安がる中国人労働者に、リーランド・スタンフォードは言ったそうですよ。中国人は母国ではグレート ウォール(万里の長城)を造り、アメリカ西部ではグレート レール ウエィを造るって。うまいなぁ〜。さすが政治家です。

で、下の写真に写っている次男の後ろにある城壁のようなもの、これチャイナ ウォール(China Wall)とよばれている石積みの壁です。当時の中国人労働者たちの見事な技術と仕事ぶりに感動しました。
この鉄道は1993年まで使われていましたが、現在は廃線になっているので、トンネル内を散策することができます。でも、とにかく長いトンネルなので途中で引き返さないと遭難しそうです(笑)。落書きだらけの壁がちょっと残念。
トンネル内の天井を見ると、染み出した地下水が壁面の煤を洗い流し、表面で凍って、まるで大理石のような、きれいな模様を作ってました。
トンネルの外壁も落書きでいっぱい。
このトンネルに行くときは、観光客用の照明なんぞありませんので、懐中電灯を持って行きましょう。
さて、この後はドナー パスのハイキングに続く。

【関連記事のリンク】
ドナー隊の悲劇
スコーバレーとバケーションハウス
ドナーレイク
ドナーレイク@夏休み
夏休み恒例のドナーレイク@今年はラフティング
ドナー パス ハイキング@ドナーレイク その2
まだ行ける!@ベイエリアから一番近いスキー場


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2013年5月13日月曜日

準備大変だけど かなり羨ましい科学博物館でのプロム

あ〜プロムが終わった! ちょっと放心状態。これでしばらくはお金のかかる学校イベントはないぞ.....。

いやそれにしても準備にけっこうあたふたしました。なんせダンナは役に立たないし、私は経験ないし。

まず、高校のイベントの参加費用が$100!!!と驚いている間もなく、タキシードがいるじゃんということに気づき(笑)、周囲の人に聞いてみたら、ほとんどの人がレンタルをするということでした。が、そのタキシードのレンタル費用が$150前後だそうで。う〜〜ん、どうしようかと考えていたら、あ!そうだ、ダンナのタキシードがあるじゃん。ということで、長男に着せてみたところ、これがピッタリ。

実はこのタキシード、私たちが結婚する時に誂えた、イタリア製サマーウールのテーラーメイドです。もちろんダンナの一張羅(笑)。
ダンナは、お〜、まさか自分の息子が着るようになるとは....とかなり感動していましたが、私はその横で、あ〜〜助かった$150使わずに済む....と、大喜び。
で、タキシードにあわせるドレスシューズは???ま、靴はスーツを着るときにはいてる黒い革靴でいいよねってことで丸く収まりました(笑)。

で、長男と彼女がパソコンでビデオチャットをしていたんで、ちらっと覗いたら、長男には当日のサプライズということで、私にだけこっそりとドレスを見せてくれました。で、アクセサリーはどんなの付けるの?と聞いてみたら、無いって言うんで、スワロスキーのクリスタルビーズでローズ色のでっかいハート型ペンダントをせっせと作ってプレゼント。

で、次に何がいるんだ?と調べてみたら、女の子の手首か胸に付けるコサージュと男の子の襟に付けるブートニエール。お花屋さんに注文したら$50前後かかるということで、プロムの前日に長男と彼女は花を買ってきて、二人でせっせと作っておりました。よしよし。

で、次は、送迎のリムジン!これも聞く所によると、5組くらいのグループでストレッチリムジンをチャーターして費用は割り勘なんだそうです。でもうちの場合、長男の友達連中が誰もプロムに行かないんで無理。会場に7時半到着で夜中の12時半ごろのお迎えなもんで、そんな長時間チャーターしたら、普通のリムジンでも$1,000超えなるんで却下。彼女父が送り迎えをしてくれることになりました。

それから、次は何かと言うと、プレ プロム パーティだそうです。プロムに出発する前、友人たちとレストランとか誰かの家とかでディナー パーティをするんだそうです。
これもまた、長男の友人たちが参加しないんで、彼女の家に早めに行って、そこでディナーを一緒に食べて出かけることになりました。

さて、彼女の家に行くのに、手ぶらはないだろう手ぶらは...それもプロムなのに、と、ふと思い。当日の昼過ぎ、長男を連れて花屋へ。彼女に渡す花を買いました。
で、花を買ったら今度は、サンフランシスコまで送迎をしてくれ、それも帰りは夜中で大変な彼女父とディナーを作ってくれる彼女母にも手ぶらはないだろうと、ワインを一本購入。あ”〜〜〜っ。けっこう細々とあるよなぁ〜 川ノ_`。儿


当日、朝から長男は、いつになく素直 で 気もそぞろ(爆)。
見ていてかなりおかしかったけど、なんたって人生最初の一大イベントですからね。彼女と彼女のご両親にいいとこ見せられるように、精一杯応援してあげないと。と、男の子を持つ母は思うのであります。川 ̄ー ̄;A"

夕方、長男はシャワーを浴びて、髪の毛にゼリーなんかつけちゃって、鏡の前でこんかぎりおめかしをしておりました(笑)。
そしてタキシードを着て、お花を持って彼女の家に出発。
彼女の家に着くと、ご両親がお出迎えをして下さったんで、お礼を言ってワインを渡して私の仕事は終了....。
すると、彼女が階段からゆっくり降りてきました。なんかむか〜し、アメリカの青春ドラマで見たことあるよなぁ、こんなシーン。階段の下で彼女のドレス姿に満面の笑みを浮かべて花を差し出している長男。
あんな幸せそうな顔、お母さんは見たこと無いぞ!!
二人でせっせと作ったコサージュとブートニエールを付けて、記念撮影.....。
もうなにがすごかったかって、長男が家に到着するやいなや、彼女父はプロカメラマンと化し、すっごいカメラで写真撮りまくり。そして手はこうで、頭はこっちで...とポーズの指示出しまでして、それはすごかった。その横で冷めた目つきで眺めている彼女弟....。彼女母も、”いつもこうなのよ” と呆れ顔(笑)。かなり楽しい一家でほんと良かった。
さて、長男の高校の今年のジュニア&シニア プロムはなんとカリフォルニア アカデミー オブ サイエンスというサンフランシスコで人気スポットの科学博物館で行われました。
このブログでも紹介しましたね→こちら
California Academy of Sciencesのサイトは→こちら
この科学博物館での Party After Dark は、かなり人気なんだそうです。 こちらのサイトのスライドショーを見てると、ホントよさげです。
夜中の科学博物館でのダンスパーティ、何と言うか、しゃれてますよね(笑)。なんか映画のNight at the Museum(邦題:ナイト ミュージアム)のようです。→こちら

ミュージアムに到着したら入り口横に、
プロム仕様のプリクラが設置してあって、カップルの写真を記念に撮ってくれたそうです。それからップルの似顔絵を描いてくれるブースもあって、これもサービス。なんせ$100も払ってるんですからっ。
午前1時ちょい前にルンルンで帰ってきました。とっても楽しかったんだそうです。いい青春の思い出になったみたいでよかったよかった。
でもね、
お母さんは かなり羨ましいぞ.....。

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