2012年7月11日水曜日

住民投票で増税決定!

サンアンセルモ(San Anselmo)フェアファックス(Fairfax)の地域はロスバレー(Ross Valley)と呼ばれています。
そして、ここにあるロスバレー学校区(Ross Valley School District)には3つの小学校と1つの中学校があります。8月下旬の新学期から小学校が1校増えます。


この学校区の子供の数がここ5〜6年の間、急増して教室が不足しています。その上、校舎の老朽化も進み、ここ数年ずっと問題解決に向けてボードミーティングなどで議論されてきてました。
で、古くなった校舎の建て替えや校舎の増築を行うことになりました。でもお金が.....。試算では$41ミリオン($1=¥100として41億円)ということで、2010年のカリフォルニア州の選挙の際に、ある法案についての住民投票が実施されました。


どんな法案かというと、この資金を調達するためにロスバレー学校区内に住んでいる全住民に対して固定資産税を上乗せするというものです。評価額$100,000(1千万円)ごとに$29(2,900円)を向こう30年間上乗せします。ロスバレー学校区の学校に子供が行っていようがいまいが、っていうか子供がいようがいまいが、ここに持ち家がある人はみんなですからね。しかも$1ミリオン越えの家が多いですから、すごい税収ですよ....。


それで、気になる住民投票の結果ですが、
賛成:6,463票(70.13%)
反対:2,753票(29.87%)
可決されてしまいました。コミュニティーの学校のためです!!!
って、はぁ〜〜〜。

そして、その選挙から2年後の今年、ロスバレー学校区の小中学校の授業の最終日は6月7日(木)でした、8日(金)から夏休みに突入しているのですが、その8日から工事が始まっています。1年くらいかかるんでしょうかね。


ところがです、ついこないだ2012年6月の始めにまたカリフォルニア州の選挙がありました。で、またもや住民投票も同時に行われました。今度は何の法案かというと、ロスバレー学区内の土地所有者のパーセル タックス(Parcel Tax)現行の年間$309から$458に、向こう8年間$149値上げするというものです。このパーセルタックスとは、学校区が多目的に利用することができる特別税です。
カリフォルニア州では2007年以降、教育予算が削られ、現在では20%ダウンなんだそうです。そのため、カリフォルニア州の教育予算は全米ワースト10に入っているらしいですよ。

住民税や固定資産税などの税収入が少ない地域とか学校区の基金が十分な寄付金を集められない地域では教職員のレイオフとか音楽・美術・体育の授業が無くなるなどと、日本では考えられないような事態が起こっている地域もあります。

さて、ロスバレー学校区の3つの小学校と1つの中学校に通う児童・生徒は約2,000人だそうです。子供達に質の良い教育を提供するために、コミュニティーの人達が出した答えは

賛成:4,516票(72.99%)
反対:1,671票(27.01%)
またもや通ってしまいました
ダブルパンチですが、地域のため、子供達のためです。

この話には恐ろしいおまけがあるのです.....。この8月の新学期から小学校が1校増えます。そして中学校1校を増やす計画が現在進行中.....。ええ、場所はもう決まっております。だからほぼ決定事項のようなものです。次回の選挙でまた住民投票があるんでしょうか.....。
なんとかしろよ!!カリフォルニア州の教育予算!!

1 件のコメント:

  1. 確かに、3人ロスバレーの学校でお世話になりました。。。
    。。。けどね。。。。
    ダブルパンチで泣きそうです!!
    。。にしても、賛成数の多さにビックリです。。
    私は、非国民。。じゃなくて、非市民かも。。

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