2012年3月9日金曜日

iPadの活用 @ Eテキストブック


Appleより
近所に幼稚園から高校(K-12)までの私立学校があります。紙の教科書を廃止してiPadを活用したEテキストブックに切り替えたプログラムで授業を行っています。こうしたEテキストブックを活用した学校としてはマリン カウンティでは第一号で、
次世代のグローバル リーダーを育成するというのがアメリカの学校の大好きな言葉ですから、このところちょっと注目を集めています。


2011〜2012年度から、iPadを生徒一人一人に貸与し、授業や自宅での宿題や勉強に活用するプログラムをスタートしました。現在は5年生〜12年生を対象に行っていますが、2012年〜2013年度から小学2年生以上を対象にするらしいです。


その準備段階としてK〜4年生のクラスでは、ラップトップやiPadの台数を増やして生徒が慣れるように授業で使っているようです。


一部の教科でまだ紙の教科書を使用しているらしいですが、主な教科は全部Eテキストブックへ移行し、宿題も学校のウェブサイトにアクセスして行います。


Eテキストブックってどんなんだ?と興味があるお方は、まずはアップルのサイトをちらっと見て下さい。(英語ですが...)
Appleより
この学校が参考にしているウェブサイトは以下の通り。英語ですが、興味のある方は.....。
Acalanes @ Appleイーストベイのプレザントン ヒルにある高校(Acalanes Union High School District)のiPadを活用したカリキュラムのアップ。
CK-12 FlexBooks
EdTechTeacher The iPad as...
EdTechTalk
Home Educator, Inc. Blog
iEducation Apps Review
iLearn Technology
iOS Apps
The iPad Classroom
iPad Curriculum
iPads and Tablets in Education
iPads for Learning
iPads in Schools - LiveBinder
Long-form reading thrives on the iPad
Palm Beach School iPad Pilot Project
Quixey - Find apps that do what you want
Teach with your iPad
TPACK iPads in Schools


さて、この学校のプログラムで使用されているアップスは以下の通り.....。
Kindle(キンドル)Ebooksのダウンロード

 Box(ボックス)iPhoneやiPadでワード、エクセル、パワーポイント、PDF、画像、オーディオ、ビデオなどのファイルの共有ができる

The Casper Suite(キャスパー スイート)システム管理者がMac OS XコンピュータやiOSモバイル・デバイスをIT環境内で管理するのを支援するソフトウェアだそうです


Comic Life(コミック ライフ)写真に枠、吹き出し、タイトルなどを付け、漫画のように編集できる

eClicker(eクリッカー)ポーリング システム....レスポン スシステムとも言います。授業中に先生が複数の生徒からの回答をリアルタイムでチェックできます

Evernote(エバーノート)ドキュメントやイメージ等の保存・管理システム

Flashcards Deluxe(フラッシュカード デラックス)単語帳として使える暗記ソフト


Garageband(ガレージバンド)本物の楽器のように演奏できる。また録音したサウンドをアレンジ、ミキシングすることも可能。iPad、iPhone、iPod touch、Macと共有できる。


Google Books(グーグル ブックス)iPad、iPhone、Mac上でグーグルの本が読める。現在ページが共有されどのデバイスからでも続きが読める。


Google Docs(グーグル ドックス)ウェブベースの文書、スプレッドシート、図形描画、プレゼンテーションで、複数のユーザーが同時に同じファイルを編集できる。

iBooks電子書籍をダウンロードする。

iCardSort思いついたアイデアを素早く簡単に、そして視覚的な整理の手助けをする優れたブレインストーミングツール


iMovie美しいHDムービーが作れるムービー作成ツール


iStudies Pro時間割管理をします。宿題や課題の進度、成績の管理までできます。


Keynoteプレゼンテーション ツール。パワーポイントのようなものですが、デザインの美しさはさすがアップル。


Memeo Connect Reader(メモ コネクト リーダー)グーグルドキュメントと同期して、ドキュメントを美しいデザインで閲覧できる


Noteshelf思い通りにスムーズな手書きメモが取れる究極のノートアップ。美しいユーザーインターフェースと実用的なテンプレートが魅力。

PaperPort Notes手書きで図表や絵を書き込み、注釈をつけてPDFとして送信したり、グーグル ドキュメントで共有できるノートを取る為のツール。オーディオメッセージを挿入したり、ノートの編集や検索もできる。英語音声認識入力機能もある。


QuickOfficeいつでもどこでもMicrosoft Officeのファイルを作成&編集できる。


StoryKit電子絵本を作成できます。


Symphony Pro作曲ができるアップ。画面上の楽譜に音符を並べたり、キーボードで音を入力して曲を作成する。

授業中、先生からの質問や問題の回答もiPad上で生徒が答えると瞬時に先生側にレスポンスが反映されます。先生からしてみると提出物や宿題の回答や集計なども楽でしょうね。
従来通りノートをとってもかまいませんが、iPad上でEノートも使えます。
いやいや、それにしてもこんなにたくさんのアップを使いこなしている近頃の子供達はすごいです。


学校には、ウェブサイトのサポート、デスクトップのサポート、テクニカル サポートなどを行う専任者が常駐しているそうです。お金かけてます。ちなみにここの学校の授業料ですが、
Pre-K(半日):11,200 ドル
K(幼稚園):23,200 ドル
1〜3年生:23,600 ドル
4〜5年生:24,450 ドル
6〜8年生:25,675 ドル
9〜12年生:33,650 ドル(寮に入る場合は、49,000 ドル)

これらの金額は授業料のみですよ。アメリカの私立は高いですからねぇ。


この学校のすごいところは、マリン カウンティでiPadを活用したプログラムを導入した最初の学校なわけで、パイオニアとしてのリーダーシップを発揮し、その責任を果たそうとがんばっているところでしょうか。
iTeach 2012というiPad テクノロジー プログラム ワークショップを6月に2日間の予定で開催します。教師、技術者、開発者や学校運営者を対象に、これからiPadを活用したプログラムを学校などに導入するための研修を行います。参加費用が$450。他にもいろいろワークショップを開いたりしているようです。


こういった”ビジュアルなテキストを使用する”ということだけをとらえると、メリットはたくさんありますね、立体図とその裏側が見えるとか、音も聞けるし、動いているイメージもわかる。ただ、小さい子供のうちからこういったものを使わせると、想像力が育たないのではないかと心配する親御さん達もいます。総じてメリットの方が多いかなぁと私は思いますが。というか、メリットもデメリットも...こういったハイテクの進歩の恩恵を受けるのも時代の流れで、これから必要なのは確実ですからね。

2 件のコメント:

  1. ミセスポピー2012年3月10日 3:35

    学校でipadを利用することに大賛成です。今の時代、ipad系を使いこなせなければ、将来仕事にもつけないかもなんて思っていますし、多少ほかの子供たちよりも、遅れているといわれている子供たちにも平等に勉強するチャンスを与えてくれる、ipadは本当にいいものだと思います。
    会社なんかは、映像の活用なんかで、社員の膨大の旅費を節約できて、その分いろいろな効率とか稼動とか影響を与えるんじゃないかな?私は医療の面にも活用できたらいいのになあって思っています。

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  2. ミセスポピーさま
    コメントありがとうございます。私も全くもって同感です。これからは使えないとダメですね。

    コンピュータは苦手だから.....とか、Eメールはできないし....などと言っている人ままだまだたくさんいますが.....川^_^;儿

    iTunes Uにとても興味があります。いつでもどこでも有名大学の講義が聴ける。すごい時代になったもんです。

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