2011年6月20日月曜日

海外での子育て-その3 私はなに人?

アイデンティティーを育てる


例えば、両親ともに日本人で海外に住んでいる子供、両親の片方が日本人の子供。こういった特殊な環境で育っている子供達が直面する問題が私はなに人?というアイデンティティをどう確立するかということ。
基本的には子育ての大半を担っている母親の文化の方に強く影響を受けるようになりますが、成長するにつれ、関わる世界が広がるにつれ悩み始めるようです。


何年か前に知り合いのお子さんが日本のインターナショナルスクールに1年間だけ留学しました。そのお子さんは、その当時15歳で、お父さんはアメリカ人、お母さんは日本人でアメリカ生まれのアメリカ育ちです。


そのお子さんから聞いたことですが、その学校に行って初めて自分の居場所を見つけてとても居心地がよかったそうです。
自分と同じように、親の国籍と文化が違うミックスの子供達、親の仕事の関係で外国(この場合は日本ですが)に住んでいる子供達。ほとんどが自分と同じ境遇の子供達で、毎日机を並べて勉強しクラブ活動をして共感しあえることばかりで、本当に楽しかったんだそうです。


顔つきがちょっと違うということで、アメリカでは日本人、日本では外人扱いです。
外人って日本人特有の排他的な表現ですね。
あっ、それともうひとつ。日本では両親の片方が日本人でない子供をハーフと呼びますね。でも、そういった子供達は自分たちのことをミックスとかダブルと呼んでいます。



ハーフって半分っていう意味でしょ。イメージ良くないよね。半人前みたいで。両方を持っているミックスやダブルの方がいいよねって。


サードカルチャーキッズ:多文化の間で生きる子どもたち(Third Culture Kids)という本があります。
アメリカという文化と日本という文化を生きる他に、こういった子供達はそれらとは違った第三のライフパターンを作っているようです。
先に書いた、友人のお子さんが言っていた私の居場所です。


このような環境にいる子供達が、なにを感じ、なにを思って、なにを求めているのか。そして大人になってどのような生き方をするのか。親には分からないことがたくさんあるのです。


あっ、そうそう、オバマ大統領なんてこのサード カルチャー キッズそのものですよね。




この本はおすすめです。


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