2011年6月16日木曜日

海外での子育て-その2 日本語と日本の教育

海外での子育てシリーズ

言葉を学ぶということは文化を学ぶことでもありますね。
言葉や表現にはその言語が生まれた国の文化的、歴史的背景を知っていないと意味がわからない事もけっこうあります。


日本語を学ぶというのなら、いろいろな方法がありますが、外国語としての日本語を学ぶか、母国語としての日本語を学か。外国に永住している場合、究極の選択ですね。


私は、息子達にできるなら後者の方を学んでもらいたいなぁと思います。アメリカ人でもあり日本人でもあるわけですから、日本人としての教育も受けてもらいたいと思っています。
ですから、息子達は小1から日本語補習校に通っています。日本の学校で使われている教科書を使って同じカリキュラムで週一回の土曜日だけの授業です。


そのため、たくさんの宿題でサポートをしなくてはいけません。毎日毎日、現地校の宿題に加えて、補習校の宿題もしないといけない。日本語が母語の親、つまり私が教えないといけないわけで.....。これが結構大変。


だいたい4年生くらいまでは親の言う事を聞いて、素直に補習校へも行くし、宿題もします。5年生あたりから、なぜ自分だけ土曜日も学校へ行かないといけないんだとか言い出し、現地校でも中学生になるので、そっちの宿題も大変になってきて、毎週金曜日は親子バトルの繰り返しです(笑)


周囲にはいろんな意見があるので、日本語補習校は子供より親が腹をくくらないと続きません。
土曜日も学校へ行かせるなんてかわいそうだ
週末の家族との時間はどうするんだ
友達のお誕生会へ行けないのはかわいそうだ
スポーツ活動ができないじゃないか
アメリカに住んでいるのにどうして日本語や日本の教育をそこまでする必要があるんだ
etc........
一旦、腹をくくったら、こういった外野からの雑音には一切耳をかしてはいけません(笑)


多くの人が誤解しているのですが、日本語補習校は日本語を学ぶところではありません。
日本語で勉強するところなので、日本語ができないと、そもそも入学できません。
現在は幼稚部(満5歳入学)もできたので、それまでに家庭で日本語をしっかり教えていないと、面接で落ちます。


何年か前に、日本語をしっかり習わせたいので国語を中心にやって欲しいという意見が保護者からでたことがありました。
その時の校長先生のお話が、日本語は国語からだけでは学べません。算数や理科や社会からも学ぶべき言葉や表現はたくさんあり、総合的に学ぶ必要があるのです。
一理ありだなって納得しました。


補習校では日本の学校で使われているのと同じ教科書を使って、国語、算数、理科、社会の4教科を学んでいます。
そして、運動会、球技大会、文化祭、古本市、秋祭りなどの行事もあります。また、日本から駐在でこちらに来ている家庭の子供が多いので、生の日本語、生の日本の文化や社会をも体験できる場所です。
私が一番期待しているのは、社会科の授業を通して、日本の社会や歴史など、日本人なら誰でも知っているような事を学べるということ。


アメリカ人の父親と息子達は同じアメリカの学校で教育を受けている訳ですから、共通の子供の頃の思い出が持てます。しかし、日本人である母親の私の場合、子供達と共通の子供の頃の思い出がありません。でも、この補習校のお陰で、日本の学校の体験を通して、共通の子供の頃の思い出が持てているような気がします。

運動会の話は盛り上がりますよ。アメリカの学校には運動会はないですから。


まぁ、継続は力なり、将来きっと役に立つ、今は嫌がっていても、いつか日本語補習校に通って良かったと思ってくれる日が来ると信じて、今日も息子達とのバトルをくりひろげております.....。


余談ですが、我が家の場合、長男がまだ4歳くらいのときに、この補習校の存在を知りました。私はあまり乗り気ではありませんでした。毎週土曜日、お弁当持って、サンンフランシスコまで連れて行かないといけない、宿題も見ないといけない....。大変になるのは私ですから....。それに授業料や交通費だってかかります。
それが、一番乗り気だったのはアメリカ人の夫でした。せっかくバイカルチャー、それも日本とアメリカというとても恵まれた環境に生まれているのだから、それを生かしてあげないともったいない。是非とも補習校に通わせてあげて欲しいって....。
で、子供達が行きたくないと騒ぎだしたら、子供達を説得して納得させるのは夫の役割です。今年で9年目になります。今にして思うと、夫には感謝ですね(笑)。

シカモア日本語教室元日本語補習校の先生方が国語の授業を行っています。


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