2011年5月4日水曜日

日本の匠の技はアメリカで生き続ける

日本の伝統文化は海外でも人気があるというのは周知のことですが、それはサンフランシスコ ベイエリアでも例外ではありません。


特にお金持ちの人達の間で日本建築の家、日本庭園、茶室などを建てるというのは一種のステイタスのようになっていると言っても過言ではありません。


ベイエリアで知られている有名な日本建築&日本庭園の大邸宅と言えば、オラクル(Oracle)社CEOのラリー・エリソン( Larry Ellison )の家。
まぁ、この家は別格として.....。
とにかくベイエリアには日本建築の家や日本庭園や茶室をお持ちのお金持ちはたくさんいます。


私が見に行った事のある家ですごかったのはここ↓ですねぇ。サンフランシスコ湾が見下ろせるティブロンの丘の上にあるこの家。残念ながら現在は売りにでてます。$8ミリオン(約8億円)。


この家は二十数年ほど前に建てられました。木材も入手困難な珍しい高級品を使い、贅を尽くした家です。
実は5年ほど前に、ゲストハウスの増築中に、中に入って見せて頂いたことがあります。
屋根の一部は銅ぶき、中庭に石庭、壁は漆喰、塀の壁も京都から来た左官さんが丁寧に仕上げたもの。建具や家具もみな大工さんたちの手作りです。
ゲストハウスだけで予算が$1.8ミリオン(約1.8億円)だと聞きました。すごかったです。
材料費や職人さんたちの手間を考えると、実際に作業の現場を見ているだけに、$8ミリオンは安いと思いました(笑/マヒしてるでしょ) 写真をクリックすると大きくなります。





ここの縁側でお弁当を頂きました


他にもサウサリート、ミルバレー、ラクスパー、ニカシオ、オキシデンタル(ソノマ)に建てられた日本建築の家と茶室を見に行った事があります。あっ、そうそう禅寺のグリーンガルチ(Green Gulch)もそうですね。
日本ででも、あんな立派な日本建築の家はそうはないと思います。こういった家々の建具や家具はみな大工さんたちの手作りですよ、もう家自体が美術品って感じですよ。


オラクルの家はちょっとわかりませんが、アメリカ西海岸で腕の良い日本建築の大工さん、宮大工さんと言えばこの↓ふたつが有名です。大抵の家や茶室はここが建てています。


Takumi Company:グリーンガルチはここが建てました。
East Wind Inc.:上のティブロンの家はここが建てました。







こういった家や茶室は上の二つの大工さんが手がけていますが、実は京都から専門の職人さんたちもたくさん来て一緒に仕事をしています。


京都から来ている職人さん達によると、日本ではもうこんな本格的な日本建築を一から建てるような仕事はめったに無く、ほとんどが、神社仏閣や古い旅館などの増改築や修復のお仕事なのだそうです。
そのため、今ではこういった海外での仕事がかなり多いのだそうです。
このような日本の伝統的な匠の技は海外で生き延びているって感じですね。


ちなみに、うちのダンナは若い頃、やっぱり日本庭園に惚れ込んで、なんと京都の造園業の会社に弟子入りして日本庭園の勉強をしたことがあります。びっくりでしょ。
なんと、恐れ多くも(笑)詩仙堂の庭の手入れをしていたんだそうです。


その時に下宿していた家が、京都で茶室の壁を手がけていた西陣の左官さんの家でした。そのご縁で、こちらの宮大工さんや京都からやって来る職人さんたちとの面識があり、今でもいろいろおつきあいが続いています。


我が家の倉庫には庭師の剪定ばさみなどの道具、半纏(はんてん)に地下足袋など一式あり、たまに依頼があると、趣味と実益を兼ねて、本業そっちのけで庭の手入れに出かけています(笑)。


そうそう、東京に住んでいた時、日本庭園が見たいだろうと思って、時々あっちこっちの庭園に連れていってあげていました。でも一歩庭園の中にはいると、説明をしてもらうのは私の方でした(笑)。


ダンナのお気に入りは横浜の三渓園。毎回行くたびに、ここに住みたいと縁側に寝転がってつぶやいておりました。


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2 件のコメント:

  1. すごく素敵な日本建築を紹介して下さって、ありがとうございました!
    あまりの美しさにため息が出ますね〜〜!
    ホント、こんな贅沢ができるのは、相当なお金持ちの方に限られると思いますが、見せてもらうだけでも堪能しました。

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  2. コメントありがとうございます。
    ホント、ため息がでます。この写真の家まだ売れてません.....。是非とも価値のわかる人に買ってもらいたいです。

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